リスト

2016年12月7日水曜日

ルビーロウムシ 紅玉蝋虫

Ceroplastes rubens Maskell, 1892

Coccidae カタカイガラムシ科
〇2016.12.07 竜ケ崎

○2009.12.12 庭で(♀)
  • 家のヤツデの葉のうえにいましたが、約3mm程度の小さなカイガラムシです。
  • 周りの葉には、前にアップしたカメノコロウムシが数匹いましたが、このロウムシはほかに見当たりませんでした。
  • このロウムシはチャ、ツバキ、ミカン類など多くの植物寄生し、当初、防除が困難でしたが、その後、有力な天敵(ルビーアカヤドリコバチ約1.5mm)が発見され、被害がほぼなくなったとされています。
【参考】
 Wikipedia ルビーロウカイガラムシとしていますが、MOKUROKUに従って、ルビーロウムシとしました。


2016年11月6日日曜日

ムネボソアリ

Leptothrax  congruus F. Smith, 1874

Formicidae アリ科
Myrmicinae フタフシアリ亜科
〇2016/11/06 里山

 

クロモンヒラアシウンカ or ゴマフウンカ

クロモンヒラアシウンカ
Cemus  nigromaculosus (Muir, 1917)
ゴマフウンカ
Cemus  nigropunctatus (Motschulsky, 1863)
Delphacidae ウンカ科 
Criomorphinae亜科
似た種で、♂の把握器の形状により区別されるようです。

〇2016.11.06 里山


  • 竹の中に、アリと一緒にいたのですが、上は幼生、下は短翅型の成虫のようです。

トビイロケアリ

Lasius (Lasius)  niger (Linnaeus, 1758)

Formicidae アリ科
Formicinae ヤマアリ亜科
〇2016.11.06 里山

  • 竹のなかで
 

クロナガアリ

Messor  aciculatus (F. Smith, 1874)

Formicidae アリ科
Myrmicinae フタフシアリ亜科
〇2016.11.06 里山


  • この時期、種を巣穴に運んでいます。
 

2016年11月5日土曜日

ゴマダラチョウ 胡麻斑蝶

Hestina persimilis (Westwood, [1850])

Nymphalidae タテハチョウ科
Apaturinae コムラサキ亜科
Hestina ゴマダラチョウ属
〇2016.11.05 里山

○2015.05.23 茨城南部の里山で
  • 1化目で羽化したばかりのようでした。
  • やはり、蛹の殻はみつかりませんでした。
  • この木には、たくさんのヨコヅナサシガメがいるのですが、よくぞ、羽化したものです。


○2013.08.03 茨城南部の里山で
  • 1化は5月頃ですから、羽化したての2化の個体と思われます。付近で蛹の抜け殻を探したのですが見当たりませんでした。
  • エノキの葉影でじっとしていてくれました。
  • しみじみ見ると、不思議で、きれいです。


○2013.02.02 茨城南部の里山で(越冬幼虫)
  • エノキの根元の枯葉の裏で

2016年9月24日土曜日

トビイロスズメ 鳶色天蛾、鳶色雀

Clanis bilineata tsingtauica Mell, 1922

スズメガ科 Sphingidae
ウチスズメ亜科 Smerinthinae
〇2016.09.24 里山(幼虫)


○2014.07.31 阿武隈高原SA

  • SAは蛾がよく止まっています。

○2013.10.12 茨城南部の里山で


  • 10cmほどで、でかっ。
  • 前蛹で越冬だそうですが、越冬場所を探していたのでしょうか。
  • 大きな頭と小さな尾角

【参考】イモムシハンドブックP75


2011.08.07 大町市美麻で
  • 道の駅のトイレの壁で
  • 色がややはっきりしませんが、模様などから、トビイロスズメとしました。






2016年9月12日月曜日

シロヒトリ 白燈蛾

Chionarctia nivea (Menetries, 1859)

315240780200
Arctiidae ヒトリガ科
Arctiinae ヒトリガ亜科
〇2016/09/12 里山

○2015.05.04 庭で(幼虫)

  • 庭で、モコモコと動き回っている毛虫は、シロヒトリかスジモンヒトリのようです。
  • この個体については、頭部が黒く、逆Y字の褐色の模様があることから、シロヒトリの幼虫としました。


○2014.09.17 近所で

  • 翅を閉じていたのですが、少しつつきまわしていたら、翅を立ててくれました。
  • 体の赤色をみせて、脅かそうとしたのでしょうか。こちらは、きれいと喜んでしまいました。



2016年9月9日金曜日

ギンヤンマ 銀蜻蜒

Anax parthenope julius Brauer, 1865

ヤンマ科  Aeshnidae
ギンヤンマ属  Anax
〇2016/09/09 那珂

○2010.09.02 陸平で(♂)


クロイトトンボ 黒糸蜻蛉

Paracercion calamorum calamorum (Ris, 1916)


イトトンボ科  Coenagrionidae
クロイトトンボ属  Paracercion
〇2016/09/09 那珂

○2016.06.26 小木津不動滝(未成熟♂)

○2007.06.16 日光植物園(♂)

○2006.08.05 雪入の里で


アオモンイトトンボ 青紋糸蜻蛉

Ischnura senegalensis (Rambur, 1842)

イトトンボ科  Coenagrionidae
アオモンイトトンボ属  Ischnura
〇2016/09/09 那珂

○2015.05.11 茨城南部の里山(♀・未熟)
  • よく見ると、♀では、前胸の模様などもアジアイトトンボとは、違っているのですね。
【参考】 尾園ほか「日本のトンボ」P162

○2006.06.18 乙戸沼
 ♂
♀ ♂型


2016年9月3日土曜日

ギンイチモンジセセリ 銀一文字挵

Leptalina unicolor

セセリチョウ科 Hesperiidae
チョウセンキボシセセリ亜科 Heteropterinae
〇2016/09/03 里山
  • 腹部が顕著に太く、夏型の♀と思われる。
○2010.06.17 塩原で
  • 幼虫の食餌植物はススキなどのイネ科
  • 銀色条が目立つので、春型


オオキノメイガ

Botyodes principalis Leech, 1889

Pyralidae メイガ科
Pyraustinae ノメイガ亜科
〇2016/09/03 里山

 

ニセタマナヤガ 偽玉菜夜蛾

Peridroma saucia

ヤガ科
モンヤガ亜科
〇2016/09/03 里山(卵・カタバミ)


2011.08.19 家の中で
 

  • 風呂場に入り込んでいました。前翅長17mm程度 ♀
  • タマナガともにていますが、胸部背側に鶏冠の様な毛があることから、ニセタマナヤガとしました。
  • 入れておいたケースの中で産卵していました。タマナとはキャベツのことのようですが、孵化したら、試してみたいと思います。

【参考】
   



2016年8月23日火曜日

ヒメクロイラガ 姫黒刺蛾

 Scopelodes contracta Walker, 1855


イラガ科(Limacodidae)
イラガ亜科(Limacodinae)
○2016.08.23 庭で(繭)

  • クヌギの下の地面で
  • 10mmほど


○2016.08.14 庭で(終齢幼虫)

  • クヌギの葉で
 
 
【参考】
 
 

2016年8月14日日曜日

コブチヒメヘリカメムシ 小斑姫縁亀虫

Stictopleurus minutus Blöte, 1934


Rhopalidae  ヒメヘリカメムシ科
Rhopalinae 亜科
○2016.08.14 庭で
  • これまで、ブチヒメヘリカメムシ(ブチヒゲヘリカメムシ)Stictopleurus punctatonervosus (Goeze, 1778)の緑っぽい個体として扱われてきたのですが、日本原色カメムシ図鑑3巻で、別種と扱われるようになったようです。
  • だいぶ様子が違うので、落ち着いた気がします。
 
○2012.07.05の個体
 
 

【参考】

2016年8月13日土曜日

ヨツボシオオキスイ 四星大木吸虫

Helota gemmata Gorham, 1874

Helotidae オオキスイムシ科
○2016.08.13 茨城南部

  • ムナビロオオキスイとよく似ているのですが、点刻が乱れていないこと、色が赤っぽくないことからヨツボシオオキスイとしました。
 
 

アミメクサカゲロウ 網目草蜉蝣

Nacaura matsumurae (Okamoto, 1912)

Chrysopidae クサカゲロウ科
Apochrysinae 亜科
○2016.08.13 茨城南部

  • 初見
  • とても翅が広いクサカゲロウ類でした。
 
 

2016年8月11日木曜日

テングイラガ 天狗刺蛾 ⇒ クロフテングイラガ 黒斑天狗刺蛾

Microleon longipalpis Butler, 1885


イラガ科(Limacodidae)
イラガ亜科(Limacodinae)
○2016.08.07 灯火


  • 開張12-18mmとされます。
  • 幼虫は、例によって、肉質突起上に多数の毒棘をもっているそうです。
  • この種は未整理で、数種に分かれる可能性があるそうです。(農研機構) 
※2020.05.19 3種に分かれ、これは、クロフテングイラガになったようです。

   
【参考】