リスト

2020年10月3日土曜日

ヒメハラナガツチバチ 姫腹長土蜂

Campsomeriella annulata

ツチバチ上科 Scolioidea
ツチバチ科 Scoliidae
〇2020/10/03 庭で ♂
 胸の黄色の模様から♂ですね。黄色横帯は5本。

〇2020/07/21 庭で ♂

〇2020/06/29 庭で ♀
  • 翅の先に茶色の斑があり、全体が黒っぽいことからヒメハラナガツチバチとしました。


2020年9月27日日曜日

ブドウトリバ 葡萄鳥羽(蛾)

Nippoptilia vitis (Sasaki, 1913)

トリバガ科(Pterophoridae)
カマトリバガ亜科(Pterophorinae)
〇2020.09.27 庭で

○2016.04.10 庭で


【参考】
みんなで作る日本産蛾類図鑑


2020年9月12日土曜日

クロアナバチ 黒穴蜂

 Sphex (Sphex) argentatus fumosus Kohl, 1890
(本土亜種)

Sphecidae アナバチ科
Sphecinae アナバチ亜科
Sphecini族

〇2020.09.12 庭で

  
  • ツユムシやクダマキモドキなどのキリギリス類を狩って、幼虫の餌をする。

【参考】新訂原色昆虫大圖鑑Ⅲ



2020年8月20日木曜日

カシノシマメイガ 菓子縞螟蛾

Pyralis farinalis (Linnaeus, 1758)


メイガ科(Pyralidae) シマメイガ亜科(Pyralinae)
〇2020.08.20 家で

○2018.05.24 家で
  • 和名は、幼虫の食餌植物が、貯穀、菓子、干果などであることから


2020年8月6日木曜日

ミズアブ 水虻

Stratiomys  japonica (van der Wulp, 1885)

Stratiomyidae ミズアブ科
Stratiomyinae亜科
〇2020/08/06 庭で ♀
  • 結構、特徴的でした。
  • 複眼の間が開いているので、雌のようです。


2020年8月1日土曜日

ナナフシモドキ 七節擬き 竹節虫擬き

Ramulus mikado (Rhen, 1904)

ナナフシモドキ科 Phasmatidae
〇2020/08/01 里山
  • 日本直翅学会編2016「日本産直翅目標準図鑑」では、ナナフシモドキ科に再編され、ナナフシモドキ Ramulus mikado に整理されたようです。

○2014.06.08 筑波山
  • ケーブルカー乗り場の手すりで
  • 触角が短いのがよく分かります。

2011.06.21 里山で
ムクノキがお気に入り

  • 触角の短いこのナナフシの名前はちょっと混乱しているようです。
  • 従来、ナナフシについては、ヒゲボソナナフシ亜科(ヒゲナナフシ亜科?)のPhraortes 属とされており、この属は、触角が長いことが特徴であることから、別に、ナナフシモドキがいるとの説が有力であったようです。
  • これについて、北隆館の原色昆虫大図鑑Ⅲ(H20年)で、山崎柄根氏が属をナナフシ亜科のBaculum属に変更し、ナナフシを、Baculum elongatum として、一応の解決が図られているようです。
  • この説に従うと、ナナフシモドキはいないことになるのが、少し寂しいような気もします。
  • 名前はともかく、英語表記 walkingstick も良い感じですね。
  • なお、ナナフシによく似た、触角の長いエダナナフシは、本州近畿以西から九州で普通とされているので、茨城近辺では、お目にかかれないのかもしれません。

参考


ヒメキイロコウカアブ 姫黄色後架虻

Ptecticus sinchangensis Ôuchi、1938

Stratiomyidae ミズアブ科
〇2020/08/01 里山で
  • 京都府レッドデータブックによると、キイロコウカアブに似るが小さく、後脛節と後?節の基節が黒いことで区別される。林床のキノコに依存。局所的に発生。
  • 10mm程度
  • 正体が分からず、「一寸のハエにも五分の大和魂・改」にお伺いを立てて判明。ありがとうございました。

(メモ)
 種小名 sinchangensis:タイプ産地は、中華人民共和国浙江省紹興市の新昌県(しんちゃんけん)
 後架=便所 


オオハエトリ 大蠅取

Marpissa milleri (Peckham, 1894)

ハエトリグモ科 オオハエトリグモ属
〇2020/08/01 里山で ♀

〇2012.08.30 ♂
  • 日光宇都宮道路の日光口PAにて
  • 体長9mm程度
  • 和名漢字は自己流
  • 体の模様、丸い触肢から♂と思われる。
  • ハエトリグモの仲間では大きな方

  • 24.9.13 群馬県片品村付近で
  • 写真を追加。やはり♂です。


チョウトンボ 蝶蜻蛉

Rhyothemis fuliginosa Selys, 1883

トンボ科
〇2020/08/01 里山 ♂

〇2020/07/11 里山 ♀
  

○2011.08.10 里山で
  • こんな顔をしていたのですね。
○2003.08.05 乙戸沼で
  • ♂のようです。
  • こちらは、♀のようです。

2020年7月25日土曜日

オオミスジコウガイビル 大三条笄蛭

Bipalium nobile

扁形動物門
コウガイビル科
〇2020.07.25 里山
  
 
  • 日本では、クロコウガイビル、クロスジコウガイビル、ミスジコウガイビルが知られているようですが、これは、外来種。
  • 数十センチから1メートル近くまで
  • 背中側に3本、腹側に2本褐色の縦条があるそうです。
  • 従来のミスジコウガイビルについては、5cmほど。標本が逸失しており、種がはっきりしていないようです。
  • 名前にヒル(蛭)と入っていますが、ヤマビルやウマビルなどはミミズとおなじ環形動物、こちらは、プラナリアと同じ扁形動物。
  • コウガイビルの獲物は、ミミズ、ナメクジ、カタツムリなどのようです。





2020年7月21日火曜日

アオメアブ 青眼虻

Cophinopoda chinensis (Fabricius, 1794) 

Asilidae ムシヒキアブ科
Ommatiinae クシヒゲムシヒキ亜科
〇2020/07/21 庭で
  • ♀のようです。
  • 脚にタカラダニをつけています。

○2014.07.03 庭で
  • どうも、♂のようです。


〇2013.07.08 茨城南部で ♂
  • ウーン 綺麗。
  • こんな感想は普通はでませんね。


【参考】 ムシヒキアブ図鑑

2020年7月20日月曜日

トガリハナバチ(尖花蜂)属の類

Coelioxys sp.

ミツバチ科 Apidae
〇2020/07/20
  • 腹部の模様や翅の長さなどから、ホソバトガリハナバチ Coelioxys hosoba あるいはヒメトガリハナバチ Coelioxys inermis (スジボソトガリハナバチ?)辺りが怪しいのですが、決め手になるものがありません。
  • 「以前の日本からの C. inermis ヒメトガリハナバチの記録は,ヒロバトガリハナバチやホソバトガリハナバチ等の他種の記録を含む可能性が高く,注意が必要」とされている(日本産有剣膜翅類目録2016年版)。
  • これも、尾端の形状から♀なのでしょうね。

【類似種】 ヤノトガリハナバチ



2020年7月19日日曜日

ウスシロフコヤガ 淡白斑小夜蛾

Sugia stygia (Butler, 1878)

ヤガ科(Noctuidae)
コヤガ亜科(Acontiinae+Eustrotiinae)
〇2020/07/19 庭で
  
  • 前翅長11mm程度




ホソムシヒキ(細食虫虻)亜科の類

Leptogastrinae sp.

ムシヒキアブ科
〇2020/07/19 庭で
 はっきりしなかったので、庭にいたのを拉致。すぐ解放しましたが、体長16mmほど。やはり、アメイロホソムシヒキと思われますが、決め手になる資料がありません。一応、翅脈も分かるような写真も。
  

〇2020/07/18 庭で
  • このところ、何回か見かけていたのですが、ようやく、撮れました。
  • 最初は、ハラボソツリアブの仲間かと思ったのですが、触角や口吻などが違っていました。
  • アメイロホソムシヒキにやや似ていますが、ホソムシヒキ(細食虫虻)については、ムシヒキアブ図鑑では12種(うち和名が付されているのは3種)、実際には、未記載種がかなりいるようです。





2020年7月16日木曜日

モンキチョウ

モンキチョウ 紋黄蝶
Colias erate (Esper, [1805])

Pieridae シロチョウ科
Pieridae モンキチョウ亜科
Pieridae モンキチョウ族
〇2020.07.16 龍ガ岡公園 ♀
  • ムラサキツメクサ(紫詰草)で吸蜜

〇2014.06.26 里山で
  • ネジバナ(モジズリ)で
  • 頭や縁取りなどの赤味が見られません。やや違和感。

○2014.04.09 龍ヶ岡公園
  • 前翅の色が白なので、♀のようです。
  • ただし、黄色型があるので、黄色でも♂とは限らないようです。
【参考】 フィールドガイド 日本のチョウ P79


○2010.07.31 裏磐梯
  • ホテルの庭のラベンダー(英: Lavender)で

英名:Eastern Pale Clouded Yellow


カラスアゲハ 烏揚羽

Papilio bianor Cramer, 1777
Chinese peacock(英)

アゲハチョウ科 Papilionidae 
アゲハチョウ亜科 Papilioninae 
アゲハチョウ属 Papilio 
〇2020/07/16 龍ガ岡公園
  

○2015.05.02 里山で(♂)
  • 前翅 裏の黄白色の帯が上に向かって広がっているのが特徴
  • 吸水しているので、♂のようです。


キオビメンガタヒメバチ(黄帯面形姫蜂)

Metopius browni Ashmead, 1905

ICHNEUMONIDAE ヒメバチ科
METOPIINAE メンガタヒメバチ亜科
〇2020/07/16 庭で
  
  • 上が♀と思われます。
  • キオビコシブトヒメバチから改称
  • 通常型と茶色型があるようですが、♀のほうは茶色がかっています。
  • 寄主は、Spodoptera litura ハスモンヨトウとされています。

【参考】

2020年7月14日火曜日

アシナガバチヤドリヒメバチ 脚長蜂寄生姫蜂

Latibulus nigrinotum (Uchida, 1936)

ヒメバチ科トガリヒメバチ亜科
〇2020/07/14
  • 色々調べていて、本種と判明。
  • 渡辺恭平・伊藤誠人・藤江隼平,清水壮,2015.Web寄生蜂図鑑では、アシナガトガリヒメバチの名称となっていますが、新称でしょうか。

【参考】


〇2020/07/10 庭で
  • 体長12~13mm程度
〇2020/07/08
  • クモバチの類かと思ったのですが、分からず。


2020年7月13日月曜日

ビジョオニグモ 美女鬼蜘蛛

Araneus mitificus (Simon 1886)

コガネグモ科
オニグモ属
〇2020/07/13 庭で 幼体
  
  • 4~5mmの幼体のようです。
  • 少しして、もう一回見に行くと、仰け反っていました。どうしたのかとのぞき込んだら、落ちてしまいました。どうやら、脱皮したようです。

〇2015.09.29 庭で(♀)

  • やっぱり綺麗です。


○2012.06.26 家の庭で(幼体)
  • 4㎜程度
  • 天幕住居をつついていたら、落ちてしまいました。ゴメン。


○2010.09.20 家の庭で(成体♀)


  • 家の庭で草刈りをしていると
  • 体長9mm程度
  • 白地に黄色の横条と黒点がある美しいクモ
参考
文一総合出版「日本のクモ」新海栄一著P195