トゲハラヒラセクモゾウムシ (棘腹平背蜘蛛象鼻虫?)
Metialma cordata Marshall, 1948
ゾウムシ科 クモゾウムシ亜科
- 5/8 庭のサンザシで 4㎜程度
- アブラムシを観察していたら、そっと隠れていました。
- ちゃんと写真を撮ろうとしたしたら、あっという間に飛んで逃げてしまいました。
- 結局、アブラムシは、オカボアカアブラムシのようでした。
- さて、この虫は、手持ちの図鑑などでもはっきりしていません。ウェブでも、ヒラセクモゾウムシやヤマトヒラセクモゾウムシなどと混在しているように感じました。
- ヒラセクモゾウムシは、分布が九州になっており、東京都本土部昆虫目録にも載っていないので、除外して、ヤマトヒラセクモゾウムシは、「奥尻島のゾウムシ上科」堀繁久、的場績論文(写真が載っており、Ph.44)によれば、やや黒っぽく、小盾板から背にかけて白い筋がある種のようですから、この虫は、トゲハラヒラセクモゾウムシのようです。
- 漢字和名は、はっきりしませんが、棘腹平背蜘蛛象鼻虫となるのでしょうか。
- 棘腹ですが、特に、雄のお尻が尖っているからでしょうか(それらしい写真 ネイチャー・フォトグラファーのKazuさん)? 解説してあるものは見当たりませんでした。平背はそのまま、背中が平らなことからのようです。最後の蜘蛛については、外国産のものに蜘蛛のような脚をしたものがいるようですが、蜘蛛のようにすばしっこいのかも知れません。
- 虫ナビによると、エノキやサンショウに来るというので、また、みたいものです。
参考
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