ナガヒョウタンゴミムシ 長瓢箪芥虫
Scarites terricola pacificus Bates, 1873
甲虫(鞘翅)目>オサムシ亜目>オサムシ科>ヒョウタンゴミムシ亜科
- 6/10 庭の土いじりをしていたら、反り返って、固まっていました。
- クワガタかと思いましたが、どうも様子が違います。どうも触角も変です。そこで、土の中にいたので、ゴミムシの類を調べたところ、ナガヒョウダンゴミムシでした。なにやら、遠い昔見たような気もします。
- ホソヒョウタンゴミムシに似るとされますが、中肢の脛節外縁の端部に棘が1本しかなく、前背板が後方に向かってやや狭まることから、ナガヒョウタンゴミムシとしました。
- 畑などに普通のようです。
参考
保育社 原色日本昆虫図鑑・上(昭和30年)P24
子供のころ使っていた図鑑ですが、さすがにボロボロです。
私はアメリカのヒューストンに住んでいるのですが、家の中に似たような虫が入ってきました。最初はクワガタかと思い、色々と調べた結果、このページにたどりつき、ナガヒョウタンゴミムシの類だと思っています。背中にはここの写真で見るほどのスジはないですが、地域により違いがあるのでしょうか?
返信削除ようやく家族にこれはクワガタムシではなかったと説明できます。
ヒューストンでは、色々変わった虫たちをみることができるのでしょうね。
返信削除私も、クワガタの類と思ったのですが、クワガタの触角は途中でカックと折れ曲がって、先が櫛歯状になっており、また、前肢もこのゴミムシは土を掘るのに適した形状となっており、やはり違うのだなと思ったことを思い出します。
さて、専門家ではありませんので良くは分かりませんが、日本でみることのできるヒョウタンゴミムシ類だけで29種にのぼるようで、色々違いがあると思います。
最後に、困ったときにたよりになるサイトをご紹介します。
http://insects.exblog.jp/
「みんなで作る昆虫ブログ むし探検広場」ですが、園長さんが楽しく教えてくださいます。一度覗いてみたらどうでしょうか。
ありがとうございました。
返信削除専門家ではないとはいえ、ヤマサナエさんの探究心には頭が下がります。
こちらでは日本では到底見たことのないような昆虫を見かけますので、教えていただいたサイトも参考にして4歳の息子に説明できればと思います。