フタスジタマゴバチ 二条卵蜂
Anastatus japonicus Ashmead, 1904
(synonym A.disparis Ruschka, 1921)
ナガコバチ科 Eupelmidae
○2012.09.27 庭で(♀) - 庭のボケの木のオビカレハの卵の上で。2.5㎜程度
- フタスジタマゴバチはマイマイガ、マツカレハを寄主とするとされていますが、オビカレハにも寄生するのでしょうか?
- 似たハチについて、ナガコバチ科の一種(Anastatus sp.)とする方がほとんどですが、北隆館の大図鑑の絵合わせで、フタスジタマゴバチとしてみましたが、確かではありません。
- なお、シロオビタマゴコバチは腹部に白い帯があるので、明らかに違うようです。
- 前翅に淡黒褐色の広い2横帯があることからフタスジ(二条)と命名されているようです。
- 性的2型で、♂の翅は透明だそうです。
- 3、4枚目は産卵しているかのようにも見えるのですが、産卵管は極めてわずかに突出とのことでみえないのかもしれません。
- 1,2枚目は、穴があいた卵を覗いていますが、寄生蜂は、宿主である卵そのものを食べること(寄主摂食行動)もあるそうですので、このハチが食べたのでしょうか?
【参考】 北隆館「原色昆虫大圖鑑」Ⅲ 図版159 解説P533
おちゃたてむしさん「明石・神戸の虫 ときどきプランクトン」
ナガコバチ科の一種(Anastatus sp.)
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