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2014年7月12日土曜日

イオウイロハシリグモ 硫黄色走蜘蛛

Dolomedes sulfureus L.Koch,1878
ドロメーデス スルフレウス(硫黄の)
ルートヴィッヒ・カール・クリスティアン・コッホ(独)


クモ目 Araneae(aranea:蜘蛛)
キシダグモ科 Pisauridae(現イタリアの地名から)
ハシリグモ属 Dolomedes(g:ずるい)
○2014.07.12 里山(スジボケ型)

○2013.09.14 茨城南部の里山で

  • キシダグモ科のクモは球形の卵のうを口にくわえて保護する習性を持っているそうです。

  •  まどい

  • 葉裏でまどいを守るハハグモ


○2013.06.29 茨城南部の里山で
  • イオウイロハシリグモの♀は18-28mmとされますが、これは最大級でした。比較できるものを写しておけばよかった・・・
  • ビニールファイルの表紙の上に置いたのですが、ツルツルして登れません。
  • このクモは造網性のクモではないのですが、三爪類でした。ハエトリグモのような二爪類は、脚の先端に末端毛束が発達しており、ガラス面でも難なく歩けるのですが、三爪類は、網を貼って、その上を移動する都合もあるのでしょうか、末端毛束が発達していないので、滑ってしまうようです。
  • たくさんの末端毛束がガラス面などに物理的に吸着する力をファンデルワールス力というのだそうです。
  • なお、このクモは遠い昔は造網性のクモであったものが、いつか網を作らずに狩をするようになったと考えられているようです。
  • さて、このクモは遺伝的多型種とされ、イオウイロ型、スジボケ型、スジブト型の3型があるとされますが、これは何にあたるのでしょうか。マダラ型とでもいいたいところです。

Japanese name: Iou-iro-hasirigumo
"Iou" in japanese name means sulfur."iro" means color."hashirigumo"means fishing spiders.


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