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2015年5月15日金曜日

ジョウカイボン族 Cantharini

Tribe Cantharini Imhoff , 1856

Cantharidae ジョウカイボン科
Cantharinae ジョウカイボン亜科
○2015.05.15 家で

  • 10mm程度
  • 日本のジョウカイボウの仲間は400種以上になるというので、典型的なものを除くと、あやしいことになります。
  • 今坂正一さんの「熊本県のジョウカイボン科の検索表」にしたがって検索してみました。
  • まず、亜科の検索ですが、雄の腹節末端と交尾器は左右対称。上翅は腹節とほぼ同じ長さとありますが、そもそも、この個体は、雄か雌かわかりません。
  • 9+1さん「京都九条山自然観察日記」に、ジョウカイボンの♂・♀の写真が載っていましたので、それをみると、どうも♂ではないでしょうか。
  • 一応、是に当たるとすると、次は、上唇はない、雄の触角は糸状。
  • 上唇はよく分かりませんが、触角は糸状です。
  • さらに、上は翅は長くて、腹節を隠しているので、ジョウカイボン亜科となります。
  • 次に、族の検索ですが、頭部は太く短く、頸部で細まらないので、ジョウカイボン族となります。
  • 次から、難しくなります。♂の交尾器のメディアン・フック?持たないとして、黄褐色、または黒褐色。触角は短く、雄でも体調を超えない。
  • 全ての爪は大きく二裂状とはいえない?前・中肢は片方の爪の基部に指上の細長い突起を持つ。後肢は片方の爪の基部に指状の細長い突起を持つ。
  • この突起は、阿部宏樹さん「甲虫マルガリータ」にジョウカイボンの歯状突起として紹介されていました。
  • 0.2-3mmで、そのようなものが見えるかなという感じです。
  • ここまできて、やっと、体は橙黄色、前胸に黒紋を持つが、時に退化する……セボシジョウカイ ということになるようです。

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