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2012年5月21日月曜日

ムネアカアリバチ 胸赤蟻蜂

Squamulotilla pungens (Smith, 1873)

262100550100
Mutillidae アリバチ科
Myrmillinae 亜科
○2012.05.21 家の玄関で(♀)

  • たぶんハチと見当をつけて、調べたところ、北隆館「原色昆虫大図鑑Ⅲ」図版P162 解説P540では、トゲムネアリバチが載っていました。
  • お気に入りの昭和7年の日本昆蟲圖鑑 P326では、ムネアカアリバチ(ムナアカアリバチ)が載っていました。
  • Mokurokuを検索すると、両方載っているので、しばらくネット検索をしてみると、tosakaさんの冬鳥夏虫「長池公園ぶらぶら日記」に詳しく記載されていました。
  • それによると、トゲムネアリバチとムネアカアリバチは、腹部第2背板の後縁に黄色っぽい毛が生えている。
  •  トゲムネアリバチとムネアカアリバチの違いは、トゲムネアリバチでは触角第1,2節と脚が黄褐色から赤褐色であるのに対して、ムネアカアリバチでは触角第1,2節は暗褐色、脚は黒から暗褐色、と書かれています。
  • そうすると、 腹部第2背板の後縁に黄色っぽい毛が生えており、触角、脚ともに黒色ないし暗褐色なので、ムネアカアリバチということになります。
  • ♀は翅がなく、地上をあるきまわっているそうですが、♂は、翅があり、全身が黒いそうです。

【参考】
北隆館「原色昆虫大図鑑Ⅲ」P540、「日本昆蟲圖鑑」P326
ウキィペディア アリバチ

  • なお、属名は変遷があるのか、Mokurokuでは、 Squamulotilla 「日本昆蟲圖鑑」では、Mutilla となっていました。




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