Squamulotilla pungens (Smith, 1873)
262100550100
Mutillidae アリバチ科
Myrmillinae 亜科
○2012.05.21 家の玄関で(♀)
- たぶんハチと見当をつけて、調べたところ、北隆館「原色昆虫大図鑑Ⅲ」図版P162 解説P540では、トゲムネアリバチが載っていました。
- お気に入りの昭和7年の日本昆蟲圖鑑 P326では、ムネアカアリバチ(ムナアカアリバチ)が載っていました。
- Mokurokuを検索すると、両方載っているので、しばらくネット検索をしてみると、tosakaさんの冬鳥夏虫「長池公園ぶらぶら日記」に詳しく記載されていました。
- それによると、トゲムネアリバチとムネアカアリバチは、腹部第2背板の後縁に黄色っぽい毛が生えている。
- トゲムネアリバチとムネアカアリバチの違いは、トゲムネアリバチでは触角第1,2節と脚が黄褐色から赤褐色であるのに対して、ムネアカアリバチでは触角第1,2節は暗褐色、脚は黒から暗褐色、と書かれています。
- そうすると、 腹部第2背板の後縁に黄色っぽい毛が生えており、触角、脚ともに黒色ないし暗褐色なので、ムネアカアリバチということになります。
- ♀は翅がなく、地上をあるきまわっているそうですが、♂は、翅があり、全身が黒いそうです。
【参考】
北隆館「原色昆虫大図鑑Ⅲ」P540、「日本昆蟲圖鑑」P326
ウキィペディア アリバチ
- なお、属名は変遷があるのか、Mokurokuでは、 Squamulotilla 「日本昆蟲圖鑑」では、Mutilla となっていました。
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