2010年4月30日金曜日

エゾオナガバチ♀

 体長は30mmほど、鏡胞は三角形であり、Megarahyssaの類でよいと思われます。北隆館の新訂原色昆虫図鑑Ⅲに載っているオオホシオナガバチの♀にあっては、前翅の縁紋より発端よりに褐色の紋があることになっているが、どうもそのようにみえません。
 mokurokuには、もう一種エゾオナガバチが載っていたので、調べてみると間違いないようでした。
エゾオナガバチ♀ 蝦夷尾長蜂
Megarhyssa jezoensis (Matsumura, 1912) 
ヒメバチ科 オナガバチ亜科
参考
 日本昆虫図鑑(北隆館:内田清之助ほか)P398
 Web寄生蜂図鑑

※ mokurokuの分類より日本産ヒメバチ目録の分類のほうが新しいようですので、それによりました。
http://cse.naro.affrc.go.jp/konishi/mokuroku/


2010年4月26日月曜日

2-2 ギフチョウ 岐阜蝶

Luehdorfia japonica Leech, 1889

Papilionidae アゲハチョウ科
Parnassiinae ウスバアゲハ亜科
Zerynthiini ギフチョウ族
Luehdorfia ギフチョウ属
○2010.04.26 新潟(弥彦山)で
  • カタクリで吸蜜していました。
  • まさに春の女神です。


【蘊蓄】
  • 和名は1883年(明治16年)4月24日、名和靖によって岐阜県郡上郡祖師野村(現下呂市)で採集されたことに由来(ウィキペディア)
  • 名和 靖(なわ やすし)は、明治・大正時代の日本の昆虫学者(ウィキペディア)