2018年10月7日日曜日

メガネアサヒハエトリ 眼鏡朝日蝿取

Phintella linea (Karsch 1879)


ハエトリグモ科
○2018.10.07 里山 ♂
  • 眼鏡は雌の雌性器の形状から
  • 種小名のlinea=「亜麻の」は、雌の体色が亜麻色であることからのようでが、雄の模様もなかなかいいと思います。


節足動物門 Arthropoda > 鋏角亜門 Chelicerata > クモ綱(蛛形類) Arachnida > クモ亜綱(柄腹類) Araneomorpha > クモ目 Araneae > フツウクモ亜目 Araneomorphae > ハエトリグモ科 Salticidae


2018年10月6日土曜日

ウラナミシジミ 裏波小灰蝶

Lampides boeticus (Linnaeus, 1767)

Lycaenidae シジミチョウ科
Lycaeninae シジミチョウ亜科
Polyommatini ヒメシジミ族
○2018.10.6 里山 ♀
  • 後翅の黒点列が目立ち、前翅の暗色部がはっきり広いことから♀のようです。(フィールドガイド 日本のチョウP138)

〇2016.09.24 里山


2011.09.24 牛久市観光アヤメ公園で

  • シロハギで吸蜜していました。
  • 越冬できるのは、関東南部の沿岸の温暖地域までとされていますので、茨城では越冬できないのですが、秋になると目立ちます。
  • こちらは、前翅の暗色部が狭く、黒点列が目立たないので、♂のようです。(フィールドガイド 日本のチョウP138)


【英名】 Long-tailed Blue


ホシホウジャク 星鳳雀

Macroglossum pyrrhosticta

スズメガ科(Sphingidae)
ホウジャク亜科(Macroglossinae)
○2018.10.06 里山

  • ミゾソバで吸蜜


○2013.12.03 近所で

  • クロホウジャクに似るが本種の方が幾分小型。前翅第6室亜外縁に長方形の黒い紋がある。
  • 名前の似ているホシヒメホウジャクは、属も異なり、更に小型。前翅の内縁が抉れている。
【参考】 蝶の各部の名称
      翅の各部名称

2011.10.13 陸平で

翅の形や模様が透けて見えます
  •  ホシホウジャクの写真も撮れました。
  • お茶の花で何匹も吸蜜
  • 後翅の黄橙の帯の形状などからホシホウジャクとしました。
  • 近似種のクロホウジャクはやや大振りで、後翅の帯は膨らんでおらず、小振りのホシヒメホウジャクは三角形に見えるようです。


【参考】


ナメクジ 蛞蝓

Meghimatium bilineatum


ナメクジ科 Philomycidae
○2018.10.06 里山
  • あまり、見かけないような気がします。



日本産生物種数調査での分類 既知種4種
動物界 Animalia > 軟体動物門 Mollusca > 腹足綱 Gastropoda > 有肺亜綱 Pulmonata > Stylommatophora(柄眼目、マイマイ目) > ナメクジ科 Philomycidae

生物多様性調査では、3種が登録
イボイボナメクジ Granulilimax fuscicornis
ナメクジ Meghimatium bilineatum

蛞蝓(かつゆ)
蛞 カツ、おたまじゃくし JIS第2水準
蝓 ユ 蛞と組み合わせて、なめくじ JIS第2水準

ツチイナゴ 土蝗

Patanga japonica (Bolivar, 1898)

Acrididae バッタ科
○2018.10.06 里山
  • 幼虫の黒化個体のようです。
○2014.09.03 陸平(美浦村)
  • 翅芽(しが)が大きくなっているので、終齢近くなのでしょうか。
  • バッタは、4~8回脱皮するというのですが、ツチイナゴはどうなのでしょうか。
  • 越冬前に、少なくとも、もう1回は脱皮することになります。
○2013.09.28 雪入で
  • 秋に羽化して、成虫で冬越しです。
  • 光の加減で、細毛がよく見えます。
  • 羽化(最後の脱皮)直後のようです。
○2010.01.19 高崎の森で
  • 冬越中を起してしまったでしょうか。


Patanga japonica is a Japanese grasshopper.
Patanga japonica is distributed over China, India widely any place other than Japan.

2018年10月4日木曜日

ツメクサガ 詰草蛾

Heliothis maritima adaucta Butler, 1878


ヤガ科(Noctuidae)
タバコガ亜科(Heliothinae)
○2018.10.04 牛久沼(花壇)
   

  • 発生時期が7-8とされているのに、新鮮な個体です。年2化なのか、誤差の範囲?
  • 吸蜜しているのは、ムラサキカッコウアザミ(紫藿香薊)

〇2015.09.20 龍ヶ岡公園


  • 当初、ニホンセセリモドキとしていましたが、Hepotaさんからご指摘があり、ツメクサガに訂正します。ありがとうございました。
  • 成虫出現期は、7月~8月で昼行性。
  • 時期は少しずれますが、食餌植物は、ムラサキツメクサ。ぴったしでした。
  • 何をしているかとおもったのですが、疑問も氷解です。



節足動物門 Arthropoda > 大顎亜門 Mandibulata > 昆虫綱 Insecta > 鱗翅目(チョウ目) Lepidoptera > ヤガ上科 Noctuoidea > ヤガ科 Noctuidae > タバコガ亜科(Heliothinae) 
総目録では、12種3亜種

オオタバコガ Helicoverpa armigera


シロオビノメイガ 白帯野螟蛾

Spoladea recurvalis (Fabricius, 1775)

ツトガ科(Crambidae) 
ノメイガ亜科(Pyraustinae)
○2018.10.04 牛久沼(花壇)
  • 裏側から
○2014.09.10 美浦村・陸平

○2012.10.31 我が家で
  • よく見る蛾です。




2018年10月3日水曜日

カスリウスバカゲロウ 絣蛟蜻蛉

Distoleon nigricans


ウスバカゲロウ科 Myrmeleontidae
ウスバカゲロウ亜科 Myrmeleontinae
ヒメウスバカゲロウ族 Nemoleontini
カスリウスバカゲロウ亜族 Neuroleontina
Genus Distoleon
○2018.10.03 龍ケ崎 幼虫
  • 体型、模様、頭部の形状などから。さて、あっているでしょうか?
  • それにしても、近縁のツノトンボのように徘徊性ではないものの、非巣穴形成種とは驚きです。逆に、アリ地獄を形成するもののほうが少ないとは・・・



節足動物門 Arthropoda > 大顎亜門 Mandibulata > 昆虫綱 Insecta > 脈翅目(アミメカゲロ目) Neuroptera > 扁翅亜目(アミメカゲロウ亜目) Planipennia > ウスバカゲロウ上科 Myrmeleonoidea > ウスバカゲロウ科 Myrmeleontidae


2018年9月29日土曜日

イボトビムシ科sp. 疣跳虫

Neanuridae sp.


2 トビムシ目 Collembola
1 イボトビムシ科 Neanuridae
○2018/09/29 里山
  • 2mmほど
  • 検索表をみると、とても同定できないようです。
  • オレンジイボトビムシ?アカイボトビムシの類??
  • トビムシの仲間は跳躍器を持っているものが多いようですが、イボトビムシの仲間は持っていないようです。
  • 原始的な昆虫に入れるものもいますが、入れない者もいるようです。


7 動物界 Animalia >28 節足動物門 Arthropoda>2 大顎亜門 Mandibulata >6 昆虫綱 Insecta >2 トビムシ目 Collembola>1 フシトビムシ亜目 Arthropleona >1 ミズトビムシ上科 Poduroidea >1 イボトビムシ科 Neanuridae


2018年9月28日金曜日

ヒメアカタテハ 姫赤立翅

Vanessa cardui (Linnaeus, 1758)

チョウ目(鱗翅目)
タテハチョウ科
○2018/09/29 稲敷

○2011.11.26 家の庭で

  • このごろ、アカタテハはあまり見かけませんが、ヒメアカタテハはよく見るようになっています。
  • タテハチョウの触角の先は白いのだそうです。

2018年9月22日土曜日

マイマイ目 掲載種一覧


22軟体動物門 Mollusca 7腹足綱 Gastropoda 3有肺亜綱 Pulmonata 3Stylommatophora(柄眼目、マイマイ目)

2018.09.22現在 7種+1sp.+2亜種=10項目
種和名
科名
漢字和名
キセルガイ科
煙管貝
ナメクジ科
山蛞蝓
コウラナメクジ科
野原蛞蝓
コウラナメクジ科
斑甲羅蛞蝓
オナジマイマイ科
東京小大臍蝸牛
オナジマイマイ科
琥珀同蝸牛
オナジマイマイ科
常陸蝸牛
オナジマイマイ科
左巻蝸牛
オナジマイマイ科
茶色左巻蝸牛
オナジマイマイ科
飛島蝸牛/オオタキマイマイ(大滝蝸牛)の亜種


キセルガイ科sp. 煙管貝

Clausiliidae sp.

22軟体動物門 Mollusca
7腹足綱 Gastropoda
3有肺亜綱 Pulmonata  
3Stylommatophora(柄眼目、マイマイ目)
11キセルガイ科 Clausiliidae
○2018.09.22 里山
  • キセルガイの仲間は非常に多く、同定が難しいが、殻の入り口の形で同定することができるのだそうです。
  • ナミギセル Phaedusa japonica あたり?



アヤナミノメイガ 綾波野螟蛾

Eurrhyparodes accessalis (Walker, 1859)


ツトガ科(Crambidae)
ノメイガ亜科(Pyraustinae)
○2018.09.22 里山 ♀

  • お尻に房が見られないので、♀のようです。


〇2017.08.12 里山 ♂

  • おしりにわずかなフサフサがあると♂

アミガサハゴロモ 編笠羽衣

Pochazia albomaculata

ハゴロモ科
○2018/9/22
  • 何度も見ているのに、掲載していなかったようです。


マルツノゼミ 丸角蝉

Gargara genistae

ツノゼミ科
○2018.09.22 里山
  
  • トビイロツノゼミかと思いましたが、翅が透明なので、マルツノゼミとしました。
  • クワ(桑)の枝についていました。


節足動物門 Arthropoda > 大顎亜門 Mandibulata > 昆虫綱 Insecta > カメムシ目 Hemiptera > 頚吻亜目 Auchenorrhyncha > ツノゼミ上科 Membracoidea > ツノゼミ科 Membracidae


ツヤアオカメムシ 艶青亀虫

Glaucias subpunctatus

カメムシ科 Pentatomidae
○2018.09.22 里山
  • 久しぶり
○2010.09.19 里山
  • 体長15mm程度
  • 光沢があり、やや丸っこい。

参考 北隆館「原色昆虫大圖鑑Ⅲ」P142


2018年9月19日水曜日

アカエグリバ 赤抉翅(蛾)

Oraesia excavata (Butler, 1878)

ヤガ科(Noctuidae)
(エグリバ類)(Calpinae)
◯2018.09.18 庭で

〇2015.12.09 庭で

  • 最初は、アケビコノハかと思ったのですが、こんな顔立ちは見たことがありません。
  • この吻で、果実の果汁を吸うので、害虫とされているようです。
  • この寒さで、まったく、飛ばずに、枯葉のうえに落ちてしまいました。
  • 庭に、アオツヅラフジはあったかな?



2018年9月1日土曜日

サビハネカクシ 錆隠翅虫

Ontholestes gracilis (Sharp, 1874)

Staphylinidae ハネカクシ科
Staphylininae ハネカクシ亜科
○2018.09.01 里山

  • 前と同じ場所のキノコで


○2016.08.06 茨城南部
  • キノコの上でうろうろ
  • お尻をくねくね動かして不思議ですね。
  • キノコのくるハエなどに飛びかかって捕食するそうです。
 


マダラミズメイガ 斑水冥蛾

Elophila interruptalis (Pryer, 1877)

ツトガ科(Crambidae)
ミズメイガ亜科(Acentropinae)
○2018.09.01 里山
  • 類似種のクロスジマダラミズメイガは、黒い筋が太く、はっきりしているようです。
○2013.06.26 茨城南部の里山で(幼虫)
  • 切り取った葉を二つに畳んで、その中に隠れていました。
  • まるで、二枚貝のように、水面や葉の上をそのままで移動するようです。
【参考】 YAMKENさんの「明石の蛾達」

○2013.06.22 茨城南部の里山で
  • オニバスで
  • この蛾の幼虫は、スイレンなどの水草が食餌植物だそうです。
  • 蛹は、撥水性があり、葉の裏側につくるそうです。
  • この葉も幼虫に齧られているようです。



アカマダラメイガ 赤斑螟蛾

Oncocera semirubella (Scopoli, 1763)


メイガ科(Pyralidae)
マダラメイガ亜科(Phycitinae)
○2018.09.01 里山



2018年8月25日土曜日

ゴイシシジミ 碁石小灰蝶

Taraka hamada (H. Druce, 1875)
English name:forest pierrot=森のピエロ

鱗翅目(蝶類) Lepidoptera
シジミチョウ科 Lycaenidae
アシナガシジミ亜科 Miletinae
○2018.08.25 里山
  • ササの葉裏のアブラムシから吸蜜しているようです。

ヒカゲチョウ 日陰蝶、ナミヒカゲ

Lethe sicelis (Hewitson,[1862])
English name: ??


タテハチョウ科
ジャノメチョウ亜科
ヒカゲチョウ属
○2018.08.25 里山

○2011.06.21 里山(羽化直後)

This butterfly is uniquely Japanese species.