Ramulus mikado (Rhen, 1904)
ナナフシモドキ科 Phasmatidae
〇2020/08/01 里山
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- 触角の短いこのナナフシの名前はちょっと混乱しているようです。
- 従来、ナナフシについては、ヒゲボソナナフシ亜科(ヒゲナナフシ亜科?)のPhraortes 属とされており、この属は、触角が長いことが特徴であることから、別に、ナナフシモドキがいるとの説が有力であったようです。
- これについて、北隆館の原色昆虫大図鑑Ⅲ(H20年)で、山崎柄根氏が属をナナフシ亜科のBaculum属に変更し、ナナフシを、Baculum elongatum として、一応の解決が図られているようです。
- この説に従うと、ナナフシモドキはいないことになるのが、少し寂しいような気もします。
- 名前はともかく、英語表記 walkingstick も良い感じですね。
- なお、ナナフシによく似た、触角の長いエダナナフシは、本州近畿以西から九州で普通とされているので、茨城近辺では、お目にかかれないのかもしれません。
参考
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