2015年5月11日月曜日

スイセンハナアブ 水仙花虻

Merodon equestris (Fabricius, 1794)

50030 ハエ目(双翅目) DIPTERA 
50480 ハナアブ科 Syrphidae 
○2015.05.11 茨城南部の里山(♀)



  • 一応、後腿節、後脛節を確認
  • 随分印象が違いますが、色彩多型だそうです。
  • 外来種リストでは、過去に定着していた外来種とされますが、このところ、見かけるようです。

○2014.05.10 茨城南部


  • 駐車場の草地で、あまり見たことのないアブに出会いました。
  • ハナアブの世界の市毛さんにお伺いをたてたところ、『後腿節末端が三角状に張り出しているのでスイセンハナアブMerodon equestrisの雌』とのことでした。いつもありがとうございます。
  • さて、このアブの幼虫は、水仙の球根などを食害するので、ハナアブには珍しく害虫扱いをされています。
  • 南ヨーロッパ産で、日本には、大正頃に、球根について持ち込まれたようです。

※ハナアブの世界では、以下に分類されています。
  Milesiinae(ナミハナアブ亜科)
  Eumerini (マドヒラタアブ族 )
  Merodon  (スイセンハナアブ属)
  この属には、他に、在来のカワムラモモブトハナアブMerodon  kawamuraiという種が属しています。


2 件のコメント:

  1. スイセンハナアブはこちらではもういっぱいですよ。
    力強い羽音はるさいくらいですね。
    外人はたくましい。

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  2. 大きな被害は報告されていないようですが、定着している外来生物(昆虫)のリストには入るようですね。
    https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/sentei/insect01/mat03_1.pdf

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