2010年10月24日日曜日

ヨツデゴミグモ

Cyclosa sedeculata Karsch 1879

コガネグモ科 Araneidae
ゴミグモ属 Cyclosa
○2010.10.24 茨城南部の里山で(♂亜成体?)
  • あまり自信はありませんが、触肢が脹らんできているように見えます。

○2010.10.16 茨城南部の里山で(幼体)
  • 腹部後端に四つの突起があるそうですが、写真では三つにみえます。後の一つは下側(腹部下側)にあるようです。突起のつき方からヨツデなのでしょう。
  • 種小名の sedeculata は、椅子のようなという意味のようですが、そうすると手ではなくて脚ということになりますが、仮に漢字表記をすると四つ出塵蜘蛛ということになるのでしょうか。
  • 幼体のうちは渦巻状のかくれ帯をつけているそうですが、徐々にゴミを中央に集めてゴミの下にいることが多いそうです。


2010年10月17日日曜日

コガシラコバネナガカメムシ

コガシラコバネナガカメムシ 小頭小翅長亀虫
Pirkimerus japonicus (Hidaka, 1961)
ナガカメムシ科 コバネナガカメムシ(Blissinae)亜科
  • 22.10.3 茨城南部の里山で 体長7~8mm程度
  • 観察用メモにとまったのですが、さっぱり分からず、むし探検広場にお尋ねをしました。
  • コバネナガカメムシとのヒントを得て、確認したところ、コガシラコバネナガカメムシと判明しました。
  • 外来のカメムシで、ササの茎のような硬い茎の中に住み、コバネカメムシの類にもかかわらず、長翅型しか出現していない、変わったカメムシのようです。
  • そういえば、そばに竹やぶがありました。
参考


2010年10月5日火曜日

ナカムラオニグモ

ナカムラオニグモ 中村鬼蜘蛛
Larinioides cornutus Clerck, 1758
コガネグモ科 ナカムラオニグモ属
  • 22.10.3 茨城南部で
  • 体長10mm程度
  • 結構、鮮やかな模様でした。
  • 円網は見当たりませんでした。
  • レッドリスト掲載 1県(千葉) 準絶滅危惧扱い
  • オニグモ属 Araneus とするページも(ウィキペディアほか)もありますが、「日本のクモ」によりました。
  • なお、「ナカムラ」は中村正雄氏にちなむとのこと
参考
  日本のクモP199

カメノコロウムシ 亀甲蝋虫

Ceroplastes japonicus Green, 1921

Coccidae カタカイガラムシ科
○2010.10.05 家で(幼虫)
  • カイガラムシの類は雄はめったに見られないようですが、カメノコロウムシの雄は普通に見られるそうです。
  • 雄の成虫は、色々探してみたのですが不明です。他のカイガラムシのように、アブラムシのような格好をしているのでしょうか?
  • 一番右の個体は雌の幼虫のようです。




○2009.11.15 家の庭(♀)
  • 家のシデコブシの枝にくっついていました。大きさは5mm程度で大きく感じました。
  • カイガラムシも色々で、800種ぐらいいると推測されているそうです。
  • 分泌した厚い蝋で覆われていますが、このカイガラムシは、移動できるそうです。
  • 参考にさせていただいている福光村昆虫記さんのホームページは、本当に色々な昆虫が載っていて驚きます。


【参考】
  福光村昆虫記 カメムシ目その他