2020年7月25日土曜日

オオミスジコウガイビル 大三条笄蛭

Bipalium nobile

扁形動物門
コウガイビル科
〇2020.07.25 里山
  
 
  • 日本では、クロコウガイビル、クロスジコウガイビル、ミスジコウガイビルが知られているようですが、これは、外来種。
  • 数十センチから1メートル近くまで
  • 背中側に3本、腹側に2本褐色の縦条があるそうです。
  • 従来のミスジコウガイビルについては、5cmほど。標本が逸失しており、種がはっきりしていないようです。
  • 名前にヒル(蛭)と入っていますが、ヤマビルやウマビルなどはミミズとおなじ環形動物、こちらは、プラナリアと同じ扁形動物。
  • コウガイビルの獲物は、ミミズ、ナメクジ、カタツムリなどのようです。





2020年7月21日火曜日

アオメアブ 青眼虻

Cophinopoda chinensis (Fabricius, 1794) 

Asilidae ムシヒキアブ科
Ommatiinae クシヒゲムシヒキ亜科
〇2020/07/21 庭で
  • ♀のようです。
  • 脚にタカラダニをつけています。

○2014.07.03 庭で
  • どうも、♂のようです。


〇2013.07.08 茨城南部で ♂
  • ウーン 綺麗。
  • こんな感想は普通はでませんね。


【参考】 ムシヒキアブ図鑑

2020年7月20日月曜日

トガリハナバチ(尖花蜂)属の類

Coelioxys sp.

ミツバチ科 Apidae
〇2020/07/20
  • 腹部の模様や翅の長さなどから、ホソバトガリハナバチ Coelioxys hosoba あるいはヒメトガリハナバチ Coelioxys inermis (スジボソトガリハナバチ?)辺りが怪しいのですが、決め手になるものがありません。
  • 「以前の日本からの C. inermis ヒメトガリハナバチの記録は,ヒロバトガリハナバチやホソバトガリハナバチ等の他種の記録を含む可能性が高く,注意が必要」とされている(日本産有剣膜翅類目録2016年版)。
  • これも、尾端の形状から♀なのでしょうね。

【類似種】 ヤノトガリハナバチ



2020年7月19日日曜日

ウスシロフコヤガ 淡白斑小夜蛾

Sugia stygia (Butler, 1878)

ヤガ科(Noctuidae)
コヤガ亜科(Acontiinae+Eustrotiinae)
〇2020/07/19 庭で
  
  • 前翅長11mm程度




ホソムシヒキ(細食虫虻)亜科の類

Leptogastrinae sp.

ムシヒキアブ科
〇2020/07/19 庭で
 はっきりしなかったので、庭にいたのを拉致。すぐ解放しましたが、体長16mmほど。やはり、アメイロホソムシヒキと思われますが、決め手になる資料がありません。一応、翅脈も分かるような写真も。
  

〇2020/07/18 庭で
  • このところ、何回か見かけていたのですが、ようやく、撮れました。
  • 最初は、ハラボソツリアブの仲間かと思ったのですが、触角や口吻などが違っていました。
  • アメイロホソムシヒキにやや似ていますが、ホソムシヒキ(細食虫虻)については、ムシヒキアブ図鑑では12種(うち和名が付されているのは3種)、実際には、未記載種がかなりいるようです。





2020年7月16日木曜日

モンキチョウ

モンキチョウ 紋黄蝶
Colias erate (Esper, [1805])

Pieridae シロチョウ科
Pieridae モンキチョウ亜科
Pieridae モンキチョウ族
〇2020.07.16 龍ガ岡公園 ♀
  • ムラサキツメクサ(紫詰草)で吸蜜

〇2014.06.26 里山で
  • ネジバナ(モジズリ)で
  • 頭や縁取りなどの赤味が見られません。やや違和感。

○2014.04.09 龍ヶ岡公園
  • 前翅の色が白なので、♀のようです。
  • ただし、黄色型があるので、黄色でも♂とは限らないようです。
【参考】 フィールドガイド 日本のチョウ P79


○2010.07.31 裏磐梯
  • ホテルの庭のラベンダー(英: Lavender)で

英名:Eastern Pale Clouded Yellow


カラスアゲハ 烏揚羽

Papilio bianor Cramer, 1777
Chinese peacock(英)

アゲハチョウ科 Papilionidae 
アゲハチョウ亜科 Papilioninae 
アゲハチョウ属 Papilio 
〇2020/07/16 龍ガ岡公園
  

○2015.05.02 里山で(♂)
  • 前翅 裏の黄白色の帯が上に向かって広がっているのが特徴
  • 吸水しているので、♂のようです。


キオビメンガタヒメバチ(黄帯面形姫蜂)

Metopius browni Ashmead, 1905

ICHNEUMONIDAE ヒメバチ科
METOPIINAE メンガタヒメバチ亜科
〇2020/07/16 庭で
  
  • 上が♀と思われます。
  • キオビコシブトヒメバチから改称
  • 通常型と茶色型があるようですが、♀のほうは茶色がかっています。
  • 寄主は、Spodoptera litura ハスモンヨトウとされています。

【参考】

2020年7月14日火曜日

アシナガバチヤドリヒメバチ 脚長蜂寄生姫蜂

Latibulus nigrinotum (Uchida, 1936)

ヒメバチ科トガリヒメバチ亜科
〇2020/07/14
  • 色々調べていて、本種と判明。
  • 渡辺恭平・伊藤誠人・藤江隼平,清水壮,2015.Web寄生蜂図鑑では、アシナガトガリヒメバチの名称となっていますが、新称でしょうか。

【参考】


〇2020/07/10 庭で
  • 体長12~13mm程度
〇2020/07/08
  • クモバチの類かと思ったのですが、分からず。


2020年7月13日月曜日

ビジョオニグモ 美女鬼蜘蛛

Araneus mitificus (Simon 1886)

コガネグモ科
オニグモ属
〇2020/07/13 庭で 幼体
  
  • 4~5mmの幼体のようです。
  • 少しして、もう一回見に行くと、仰け反っていました。どうしたのかとのぞき込んだら、落ちてしまいました。どうやら、脱皮したようです。

〇2015.09.29 庭で(♀)

  • やっぱり綺麗です。


○2012.06.26 家の庭で(幼体)
  • 4㎜程度
  • 天幕住居をつついていたら、落ちてしまいました。ゴメン。


○2010.09.20 家の庭で(成体♀)


  • 家の庭で草刈りをしていると
  • 体長9mm程度
  • 白地に黄色の横条と黒点がある美しいクモ
参考
文一総合出版「日本のクモ」新海栄一著P195


2020年7月11日土曜日

ウンモンツマキリアツバ 雲紋褄切厚翅

Pangrapta perturbans (Walker, 1858)


ヤガ科(Noctuidae)
シタバガ亜科(Catocalinae)
〇2020/07/11 里山

〇2017.07.29 里山
 
 

クリベニトゲアシガ 栗紅刺脚蛾

Atkinsonia beijingana

ニセマイコガ科(Stathmopodidae)
〇2020/07/11 里山
  • ニセマイコガ科 Atkinsonia sp. だったものが、クリベニトゲアシガと和名がつけられたようです。
  • 前翅の後縁の黒色部分が少ないのが特徴のようです。





モンキゴミムシダマシ 

Diaperis lewisi Bates, 1873

Tenebrionidae ゴミムシダマシ科 
Diaperinae キノコゴミムシダマシ亜科
〇2020/07/11 里山
  
  • 桜の木のキノコに集まっていました。
  • たかっている白い虫は、コナダニの類でしょうか。


キタキチョウ 北黄蝶

Eurema mandarina (de l'Orza, 1869)

Pieridae シロチョウ科
Coliadinae モンキチョウ亜科
Gonepterygini ヤマキチョウ族
Eurema キチョウ属
〇2020/07/11 里山

○2014.09.06 里山(茨城南部) 幼虫、蛹
  • ネムノキで

○2006.06.22 涸沼(茨城県)で
  • これまでのキチョウは、2005年にミナミキチョウ(キチョウ)とキタキチョウに分けられました。
  • ミナミキチョウ(キチョウ)は南西諸島に分布しているようですので、本土では、すべてキタキチョウということになります。
  • 沖縄などでは、キチョウ、キタキチョウ、タイワンキチョウもいてややこしいことになっているようです。
  • ドクターT9323さんのTry! Nature Watching!「沖縄のキチョウは難しい」によると、ミナミキチョウとキタキチョウの相違は以下のとおりだそうです。
  • 1)キチョウの縁毛は黒と黄色が混ざるのに対して、キタキチョウでは黄色のみ、2)外縁の黒色部の発達がキタキチョウよりよく、特に低温期型ではキタキチョウがほとんどなくなるのに対してキチョウでは黒縁として残る、3)裏面前翅にある赤褐色紋は一般的にキチョウの方が発達する。

 ミナミキチョウ


ヤスジマルバヒメシャク 八条丸翅姫尺蠖

Scopula floslactata

シャクガ科
ヒメシャク亜科
〇2020/07/11 里山




コチャバネセセリ 小茶翅挵(蝶)

Thoressa varia (Murray, 1875)

Hesperiidae セセリチョウ科
Hesperiinae セセリチョウ亜科
〇2020/07/11 里山
  
  • 性標が見当たらないので、♀のようです。
  • 夏型なのでしょうね。

○2014.07.08 高崎の森
  • 翅形が広いか?♀かも。

○2012.07.17 白馬五竜(高山植物園)で
  • イブキジャコウで吸蜜


2020年7月10日金曜日

オオフタオビドロバチ 大二帯泥蜂

オオフタオビドロバチ本土亜種
Anterhynchium flavomarginatum micado (Kirsch, 1873)


262130600000
Eumenidae ドロバチ科
〇2020/07/10 庭で

  

○2014.08.23 茨城南部の里山で

  • 桜の木をカジカジ
  • 巣材を集めているのでしょうか?
  • 実は、この木のそばに巣を作るように竹の筒をいくつか下げてあります。
  • 9月の初めの観察会が楽しみです。