2014年3月30日日曜日

イシノミ科の類 石蚤

Machilidae sp.

イシノミ目 Archaeognatha
イシノミ科 Machilidae
○2014.03.30 宝筺山

  • ヤマトイシノミともヒトツモンイシノミとも模様が違うようです。
  • 3億年前からこの姿?イシノミは、トビムシの類とは違い、かろうじて昆虫綱ですが、単関節丘亜綱(なんのことでしょう?)で、双関節丘亜綱に入るシミの類より原始的なようです。
  • 双関節丘亜綱の説明が、大顎関節丘が前後2箇所とすると、単関節丘亜綱というのは、それが1箇所なのでしょうか。
  • 体を屈曲させジャンプすることから、石蚤とされたようです。


2014年3月22日土曜日

アシナガグモの類 脚長蜘蛛

Tetragnatha sp.

Tetragnathidae アシナガグモ科
Tetragnatha アシナガグモ属
○2014.03.22 里山
  • アシナガグモかもしれません。
  • 池の脇に植えられた桜で


○2010.06.29 家で

  • 脚が入りきりません。
  • 写真での同定は困難とされています。せめて、腹部の写真でも撮っておかないと話にはならないようです。
  • アシナガグモ、ハラビロアシナガグモなどが候補ですが・・・




ウヅキコモリグモ 卯月子守蜘蛛

Paedosa astrigera

コモリグモ科 Paedosa
オオアシコモリグモ属 Paedosa
○2014.03.22 里山で(♂♀、♂)



〇2011.4.9 家の庭(♀)

  •  ♀のようです。頭胸部の正中条に特徴(黒褐色の縦条の中央に灰白色のT字形の斑紋)があり、卵のうは糸いぼに付け持ち歩くのだそうです。
  •  この類は、とても似ているので、たぶんです。卵のうははっきりしませんが、抱えているようにも見えました。

参考
文一総合出版「日本のクモ」新海栄一著P65

2014年3月14日金曜日

オオキンカメムシ 大金亀虫、大金椿象

Eucorysses grandis (Thunberg, 1783)

Scutelleridae  キンカメムシ科
Scutellerinae キンカメムシ亜科
○2014.03.14 真鶴海岸で


  • 南方系のカメムシで、関東以南の海岸地域の照葉樹林で生活
  • ショッキングピンクとオレンジとは南方系らしいですね。
  • 越冬中だった個体が、暖かさに誘われて、出てきたのでしょうか。

【参考】
 日本原色カメムシ図鑑 図版90 解説P218


2014年3月9日日曜日

フクラスズメ 脹雀蛾、脹天蛾

Arcte coerula (Guenée, 1852)


ヤガ科(Noctuidae) 
シタバガ亜科(Catocalinae)
○2014.03.09 那珂 県民の森

  • 森のカルチャーセンターの階段で
  • 越冬中の個体。下翅を見せてもらっても、飛びませんでした。


○2011.08.06 白馬で
  • ホテルのまわりで
  • 寒さに脹らむ雀に見えるのでしょうか。

2011.05.16 筑波山で
  • トイレの壁で

2009.10.12 陸平で
フクラスズメの幼虫

  • 集団で付近のヤブマオやカラムシなどを食い尽くしていました。
  • 色が毒々しく、脅かすと緑のベトベトのものを吐いたり、頭を振ったりします。
  • 成虫は、茶色ぽいガで、冬の寒さで雀が脹れている様と似ていることから名前がつけられたそうです。
参考
  ウィキペディア(Wikipedia)


2014年3月7日金曜日

エゾナガウンカ 蝦夷長浮塵子

Stenocranus matsumurai Metcalf, 1943

Delphacidae ウンカ科
Stenocraninae ナガウンカ亜科
○2014.03.07 家で


  • 崖下に葦原が広がる、庭の陽だまりにでてきていました。
  • 4-11月に発生とされますが、やや早いようです。
  • 蝦夷とつきますが、日本では、北海道から九州に分布
  • 北海道大学の故松村松年博士に献名されているようですが、北の地で発見されたものなのでしょうか?
  • アシをホスト。黒色型もいて、バラエティに富むそうです。

【参考】