2012年10月27日土曜日

ウマオイsp. 馬追


Hexacentrus sp.

キリギリス科 Tettigoniidae
ウマオイ亜科 Listroscelidinae      
○2012.10.27 茨城南部(♀)
  • 夜行性ですが、葉のうえに堂々と
  • ハヤシノウマオイH. japonicusとハタケノウマオイH. unicolorは、♂では、鳴き声や発音器で区別するようですが、♀は、外見では区別がつかないそうです。
  • ハヤシの中で見つけたので、ハヤシノウマオイとしたいところですが、そうもいかないでしょう。
  • 前脚、中肢の脛節に鋭い棘が並んでいて、他の昆虫を捕食するのだそうです。
  • ♂のスィーーチョンという鳴き声が、馬子が馬を追う声に似ていることからウマオイとなったとのことです。

【参考】 バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑P129,138など

2012年10月13日土曜日

ヒメアカネ 姫茜

ヒメアカネ 姫茜

Sympetrum parvulum (Bartenef, 1912)

トンボ目(蜻蛉目) Odonata
不均翅亜目(トンボ亜目 ) Anisoptera
トンボ科 Libellulidae
アカネ属 Sympetrum
〇2012.10.13 かすみがうら市で(♂)
  • 初見。今日の観察会の講師の柄澤保彦先生もここでは初見と云うことで、非常に珍しいトンボです。
  • アカネ属では、国内最小ということで、ヒメアカネの名前の由来のようです。
  • マイコアカネとは、胸部側面の斑紋が異なっており、顔も青というよりは白色でした。
  • また、マユタテアカネとは、大きさだけでなく、雄の尾部付属器が反り返らないことで区別できるそうです。
  • 全国で15都道府県でレッドデータ登載されていますが、関東では、茨城、群馬以外登載されており、千葉では絶滅危惧Ⅰ類とされています。
  • 顔が結構毛深いのが印象に残りました。

【参考】 ウィキペディア
     トンボのすべてP57,119