yamasanae
色々な虫たちを楽しみながら、アップしています。それなりに調べていますが、専門家ではありませんので間違いも多いと思います。確認のほどお願いします。
2014年9月28日日曜日
ハスモンヨトウ 斜紋夜盗(蛾)
Spodoptera litura
(Fabricius, 1775)
315240820800
Noctuidae ヤガ科
Amphipyrinae カラスヨトウ亜科
○2014.09.28 陸平(美浦村)
少し目立つ模様でした。
【参考】
みんなで作る日本産蛾類図鑑
この図鑑では、ヤガ科(Noctuidae) ヨトウガ亜科(Hadeninae)に分類
2014年9月27日土曜日
ヒラタグモ 平蜘蛛、扁蜘蛛
Uroctea compactillis
L. Koch
1878
ヒラタグモ科 Urocteidae
ヒラタグモ属 Uroctea
○2014.09.27 里山で
巣をあけてみても、隠れているつもりなのか、動きません。
○2012.11.04 土浦南部(巣)
この巣の周りの糸に触れると、飛び出して、捕まえるようです。
○2011.06.11 やはり家のなかでウロウロしていた♂を追加
○2011.06.05 ♀
6/5 家の中で ♀のようです。
獲物の周りをくるくるとまわっていましたが、見事にミイラようになってしまいました。。
ピッチ、ピッチと抵抗する音が聞こえていましたから、獲物はコメツキムシの類だったのでしょう。
それにしても、巣も家の中にあるのでしょうか。ちょっと複雑です。
参考
文一総合出版「日本のクモ」新海栄一著 P87
2014年9月18日木曜日
アオスジカミキリ 青条天牛
Xystrocera globosa
(Olivier, 1795)
244211200701
Cerambycidae カミキリムシ科
Cerambycinae カミキリ亜科
Methiini 族
○2014.09.18 美浦村
上と下は別個体
30mm程度、触角の長さから♀のようです。
上の写真では、エノキの葉にいましたが、近くにあるネムノキについていたようで、穴だらけになっていました。
どちらかというと南方系のようで、東京、神奈川、千葉ではレッドデータ登載されています。茨城では、珍しいのかもしれません。
【羅】 globosa(f) =adj 球形の、丸い
【英名】 Monkeypod Round-Headed Longhorn Beetle
「ネムにつく丸い頭のカミキリムシ」位の意味でしょうか。
monkeypod
=アメリカネム
2014年9月17日水曜日
ウスオエダシャク 淡尾枝尺蠖
Chiasmia hebesata
(Walker, 1861)
315190660600
Geometridae シャクガ科
Ennominae エダシャク亜科
○2014.09.17 近所で
フタテンオエダシャク
と似ています。
【参考】
みんなで作る日本産蛾類図鑑
2014年9月15日月曜日
ボーベリア菌
Beauveria bassiana
○2014.09.15 陸平・美浦村(キボシカミキリ)
○2014.08.23 茨城南部の里山で(スケバハゴロモ)
ボーベリア菌は、昆虫に感染し病気をおこす糸状菌のうち、昆虫の体から水分を奪って殺し、体を硬化させるもので、色が白くなるもの(白きょう病菌)
乾燥による熱のため、高いところに登って、死ぬといわれる。菌にとっては、胞子を散布するのに都合がよいことですが、操られているようで、恐ろしい気がします。
2014年9月13日土曜日
カラスヨトウ 烏夜盗(蛾)
Amphipyra livida corvina
Motschulsky, 1866
Noctuidae
ヤガ科
Amphipyrinae
カラスヨトウ亜科
○2014.09.13 里山
これは、烏色ですね。
〇2014.09.04 陸平(美浦村)
〇2011.06.03 庭で(幼虫)
家のキショウブで 40mm程度
ぶよぶよ
親に似ない緑色の幼虫
カラスヨトウ属では、このカラスヨトウとヤヒコカラスヨトウでは、第8腹節背面の突出はやや盛り上がる程度であるのに対して、シマカラスヨトウ、オオシマカラスヨトウ、シロスジカラスヨトウなどは、著しく突出するのが特徴のようで、まるで印象が違います。
いつもお世話になっているみんなで作る日本産蛾類図鑑には、どういうわけか幼虫の写真がありませんでした。
横から盛り上がる程度の突出と顔を覗いて
参考
青木繁伸さんの「幼虫図鑑」
みんなで作る日本産蛾類図鑑
船越進太郎さんのCINIIの論文
カラスヨトウ属幼虫の静止姿勢と第8腹節背面の突出について
ツヅレサセコオロギ 綴刺蟋蟀
Velarifictorus mikado
(Saussure, 1877)
131000040000
Gryllidae コオロギ科
○2014.09.13 里山で
エンマコオロギ
より小振り
顔に逆V字の白い模様(というより、白い線がつながっている?)
コオロギとも。名前の由来は、鳴き声の聞きなしともいうが、リーリーリーの声を聞き、そろそろ冬物の手入れをしなければと思うことからというのが理解しやすいような気がします。
道路に出て何をしているのかと思ったのですが、雑食性なので、小動物の死がいなどを探していたのでしょうか。
飼育するときは、カツオブシやメザシなどを与えないと、共食いをすることもあるそうです。
Japanese Burrowing Cricket
http://bugguide.net/node/view/364808
2014年9月10日水曜日
ホソヘリカメムシ 細縁亀虫
Riptortus clavatus
(Thunberg, 1783)
Alydidae ホソヘリカメムシ科
○2014.09.10
美浦村
陸平(5齢幼虫)
○2013.11.09 里山で
クズ(葛)の葉のうえで
また、側面の写真を撮るのを忘れてしまいました。
○2009.12.30 家で
大掃除の途中、天上に何かいるというので見てみるとホソヘリカメムシでした。
体長約17mmで、なかなかスマートな亀虫ですが、触角や後脛節の淡褐色の色や後腿節が棍棒状に太く、内側に棘があるのが目立ちます。
結合板の色々な写真を見ると白黒模様がほとんどですが、この個体は赤黒模様に見えました。
窓ガラスにへばりついたので、ちょうどよかったので窓の外から腹部も撮影しましたが、生殖器ははっきりしません。
日本原色カメムシ図鑑によると『雄は頭部と胸部の側面に黒く縁取りされた黄色の不連続紋があるが、雌は不明瞭』とされているので、この個体は♀のようです。残念ながら、側面からの写真はとりませんでした。
参考
日本原色カメムシ図鑑(全農教)、原色昆虫大図鑑Ⅲ
成城の動植物
ヤマシロオニグモ 山城鬼蜘蛛
Neoscona scylla
(karsch 1879)
コガネグモ科 Araneidae
ヒメオニグモ属 Neoscona
○2014.09.10 美浦村・陸平(基本型♀)
○2014.02.01 里山で
拡大
スギ(杉)の幹の窪みにまどいがありました。
ヤマシロオニグモの子たちかな??
もうちょっと確認しようと思って2/4に見にいったら、すっかりいなくなっていました。
○2011.06.21
後黒型
基本型
○2011.06.16
背白型
○2011.06.08
♀幼体 茶色型
○2011.06.09
ずいぶん色が薄いが?
腹部の色彩、斑紋は変異が多いとのこと
参考 新海栄一「日本のクモ」P202
山城鬼蜘蛛については、八木沼ほか「クモの学名と和名」より。なお、山白とするものもいるようです。
ルリモンハナバチ 瑠璃紋花蜂
Thyreus decorus
(Smith, 1852)
262150680203
Apidae ミツバチ科
Apinae 亜科
Melectini 族
○2014.09.10 陸平(美浦村)
今年も、メハジキの花で出会えました。
○2012.08.19 美浦で
メハジキの花が咲く頃、毎年のように会えるのですが、美麗種です。
MOKUROKUでは、ミツバチ科とされていますが、原色昆虫大図鑑では、コシブトハナバチ科とされています。
コシブトハナバチの類(Amegilla属)に寄生するようです。
【参考】 原色昆虫大図鑑Ⅲ P583
ヒメクロホウジャク 姫黒鳳雀蛾
Macroglossum bombylans
Boisduval, [1875]
Sphingidae スズメガ科
Macroglossinae ホウジャク亜科
○2014.09.10 陸平(美浦村)
○2014.08.16 里山で
○2012.09.09 美浦で
メハジキにはチョウなども色々。
キアゲハ、イチモンジセセリ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、そして、ヒメクロホウジャク。
陸平での遺跡調査(お手伝いですが)も一段落。夏の終わりを告げるキツネノカミソリが見事に花をつけています。
2014年9月6日土曜日
オオナガコメツキ 大長叩頭虫(米搗虫)
Elater sieboldi sieboldi
(Candeze, 1873)
244140540600
Elateridae コメツキムシ科
Elaterinae コメツキ亜科
○2014.09.06 里山(茨城南部)
30mmほど。デカッ。
アオイトトンボ 青糸蜻蛉
Lestes sponsa
(Hansemann, 1823)
Lestidae アオイトトンボ科
Lestes アオイトトンボ属
○2014.09.06 里山(茨城南部)♂
ここらでは、初見
○2006.08.10・11 乗鞍高原で
♂
♂
♂・♀
アオイトトンボの♂は腹部9、10節に白い粉をふいており、さらに胸部も白くなっています。
♀は、胸の翅胸側面の金属緑色の部分の先端が,第2側縫線届くか届かないかくらいで点で接する程度のものがアオイトトンボ、広く届いているのがオオアオイトトンボということになります。
【参考】
神戸のトンボ
スキバツリアブ 透翅長吻虻、透翅吊虻
Villa limbata
(Coquillett, 1898)
292180450000
Bombyliidae ツリアブ科
○2014.09.06 里山(茨城南部)
この時期にとても多く見ます。
○
2011.08.10
里山で
近似種
クロバネツリアブ
2014年9月4日木曜日
オオクモヘリカメムシ 大蜘蛛縁亀虫
Anacanthocoris striicornis
(Scott, 1874)
222200950300
Coreidae ヘリカメムシ科
Coreinae
亜科
〇2014.09.04 陸平(美浦村)で(若齢幼虫)
色合いも面白いのですが、小さい時から触角が目立ちます。
○2014.06.28 里山で(幼虫)
翅芽が発達してきているので、終齢の幼虫のようです。
成虫なって翅が伸びると、お腹をおおってスマートにみえるようですが、それにしても、♀の体形のようです。
○2011.06.06 家で
6/6 家の庭で 17mm程度
2014年9月3日水曜日
ムスジイトトンボ 六条糸蜻蛉
Cercion sexlineatum
(Selys, 1883)
071000010000
Agrionidae (Coenagrionidae auct.)
イトトンボ科
○2014.09.03 つくば市
複眼が青く、肩条に筋がかすかにはいっていること、更に、尾部の形状から、ムスジイトトンボとしました。
新しい投稿
前の投稿
ホーム
モバイル バージョンを表示
登録:
投稿 (Atom)