2014年10月25日土曜日

ウコンカギバ  鬱金鉤翅(蛾)

Tridrepana crocea (Leech, 1889)

315190620100
Drepanidae カギバガ科
Drepaninae カギバガ亜科
○2014.10.25 埼玉県小川町で

  • 小川元気プラザで、夜、部屋の外にきていました。
  • 和名は、植物のウコン(鬱金)=ターメリック (turmeric)の鮮やかな黄色にちなんで名づけられているようです。
  • さて、ウコンカギバには、ヒメウコンカギバというよく似た種がいて、最終的には、解剖して同定するようですが、ヒメウコンカギバは、やや南よりの蛾なので、ウコンカギバとしておきます。



2014年10月19日日曜日

マツヘリカメムシ 松縁椿象・松縁亀虫

Leptoglossus occidentalis Heidemann, 1910
カメムシ目(半翅目) Hemiptera
ヘリカメムシ科 Coreidae
〇2014.10.19 家で

  • 前に見たときは、越冬個体が、動き出したところで、今回は、越冬場所を探して、家に入ってきたようです。
  • お隣の庭に、松が何本もあるので、これを吸汁しているのでしょう。


〇2013.06.12 家で

  • 22mm程度
  • 家の中でみつけて、Gmaが大騒ぎ、これまで、見たことのない後脚の脛節が平べったくなっているカメムシ。
  • 図鑑では見つかりません。webで調べてみると、新来の外来種でした。2008年に初記録だそうで、茨城でも記録があるようです。
  • 名前のとおり、マツの害虫で、越冬中に家の中に入り込むことがあるそうです。

【参考】
  ウィキペディア
  氏原さんの「カメムシも面白い」



【英名】 Western conifer seed bug

  • 北米西部原産


2014年10月10日金曜日

スゲドクガ 菅毒蛾

Laelia coenosa sangaica Moore, 1877

315240770000
Lymantriidae ドクガ科
○2014.10.10 牛久(三日月橋付近)


  • 腹や背も含めて全体が白色で、脚は黄色でした。触角の形状から♀のようです。
  • スゲオオドクガと似ているようですが、スゲオオドクガは南方の蛾のようで、成虫の発生時期も4、5月とされていることから、スゲドクガとしました。
  • 脚を揃えて死んだふりで、翅をめくっても動きません。