2020年6月29日月曜日

ツトガ 苞蛾

Ancylolomia japonica Zeller, 1877

ツトガ科(Crambidae)
ツトガ亜科(Crambinae)
〇2020/6/29 庭で
  • 本家ツトガということになるのでしょうが、ナミツトガ位にしないと、検索が大変。
  • シバなどが食草だそうです。


エノキワタアブラムシ 榎綿蚜虫

Shivaphis celti Das, 1918

221070400300
Aphididae アブラムシ科
Callaphidinae 亜科
〇2020/06/29 庭で

○2014.07.15 庭で
  • エノキの葉で
  • 上は、無翅型。下は、有翅型と孵化したばかりの個体など
  • 一般的に雪虫といわれるのは、トドノネオオワタムシのようですが、この種も体全体が綿に包まれたようになるので、雪虫の一つということになるのでしょう。

2020年6月27日土曜日

ツツゾウムシ 筒象鼻虫

Carcilia strigicollis Roelofs, 1874

Curculionidae ゾウムシ科
Carciliinae ツツゾウムシ亜科
〇2020/06/27 里山



カシルリオトシブミ 樫瑠璃落文

Euops (Parasynaptopsis) niger Kono,1927

Attelabidae オトシブミ科
Attelabinae オトシブミ亜科
Attelabini 族
〇2020/06/27 里山

○2014.06.30 里山で
  • 2.5-4mmです。
  • 「4月中旬頃から現れ,初期はカシ,コナラなどを巻くが,最盛期はほとんどイタドリにいる.後期にはフジを巻いていることがある.6月中旬頃から新成虫はイタドリ,ヨモギ,サクラ,キイチゴ,ムラサキシキブ,ヤマブドウなどを後食する.」のだそうです。
  • 囓っていたのはエビヅル。
  • この仲間は、複眼のつき方で区分するようです。
【参考】
 伊澤和義さん「オトシブミ・チョッキリの世界」のアシナガオトシブミ亜科複眼のつき方
 このHPでは、以下に分類(なお、Apoderinaeをオトシブミ亜科とし、Attelabiniをアシナガオトシブミ族としています。)
アシナガオトシブミ亜科    Attelabinae
ルリオトシブミ族    Euopini


※ケシルリオトシブミからカシルリオトシブミに変更


2020年6月26日金曜日

スジモンヒトリ

Spilarctia seriatopunctata seriatopunctata
本土・対馬・屋久島亜種

ヒトリガ科(Arctiidae)
 ヒトリガ亜科(Arctiinae)
〇2020/06/26 庭で 幼虫
 
  • アジサイで

○2012.07.15 大町市美麻で(♂)
  • 触角の形状、色などから♂のようです。
  • 広食性

○2012.06.21 久しぶり
  • 斑入りのウツギ(空木)で
  • たびたびどこかに行ってしまうので、今日から飼育箱へ
  • アシナガバチやスズメバチだけでなく、スズメまで、幼虫たちを狙ってきています。
⇒ウツギの葉を入れておいたのですが、一切食べなくなって、お亡くなりになってしまいました。途中で食べるものが変わるのでしょうか?

○2012.06.17 その後2
  • 体長30mmになり、だいぶそれらしくなりました。
  • 終齢は40mm程度になるそうですから、もう少しかかるようです。

○2012.06.16 その後

  • ユリの花びらの下に隠れていましたが、翌日みたら、なんと赤い糞です。


○2012.06.10 家の庭(A Caterpillar)
  • ユリ(栽培種)で。このほか、ヒルザキツキミソウの花弁、ミズヒキの葉で見かけました。
  • 不明にしていましたが、みんなで作る日本産蛾類図鑑に同様の写真が掲載されていました。

【参考】 原色日本蛾類幼虫図鑑(S40)P55

【英語の勉強】
Arctiidae=Tiger Moths? Tiger and Lichen Moths
ヒトリガ亜科、コケガ亜科、カノコガ亜科 wasp moths
ヒトリガ The garden tiger moth


2020年6月23日火曜日

ルイスアカマルハバチ ルイス赤円葉蜂

Nesotomostethus lewisii

ハバチ科マルハバチ亜科
〇2020/06/23 庭で
  • ニホンカブラハバチと似ているが、胸部腹面が黒い。
  • ♀のようで、腹部に黒い産卵管鞘が見えている。


ツルガハキリバチ 敦賀葉切蜂

Megachile tsurugensis Cockerell, 1924

ミツバチ上科 (Superfamily Apoidea)
ハキリバチ科 (Family Megachilidae)
ハキリバチ亜科 (Subfamily Megachilinae)
〇2020/06/23 庭で
  • バラハキリバチモドキと呼ばれていたそうです。
  • 頭頂部と中胸背中央の毛は黒っぽい色


ヤブヤンマ 藪蜻蜒

Polycanthagyna melanictera

Aeschnidae ヤンマ科
〇2020/06/23 庭で 未熟♂
  
  • 色が黄色なので、迷いましたが、未熟♂のようです。

○2010.07.24 牛久自然の森(♀)
  • 小池の近くの土中に産卵

○2006.09.30 つくば植物園(♀)
  • 水のまわりの苔や土に産卵すると思っていたら、水の中でも産卵するのですね。



2020年6月20日土曜日

マダラマドガ 斑窓蛾

Rhodoneura vittula Guenée, 1877

マドガ科(Thyrididae)
マダラマドガ亜科(Siculodinae)
〇2020/06/20 里山



モンキノメイガ 紋黄野螟蛾

Pelena sericea (Butler, 1879)

ツトガ科(Crambidae)
ノメイガ亜科(Pyraustinae)
〇2020/06/20 里山で



ワカバグモ 若葉蜘蛛

Oxytate striatipes L.Koch 1878

カニグモ科
ワカバグモ属
〇2020/06/20 里山 ♀

○2014.05.31 里山で(♀)
  • 卵を守って、逃げません。

○2011.05.21 里山で(♀、♂)
  
  • 綺麗な緑です。♂は初見。

【参考】 日本のクモP244




アズマキシダグモ

Pisaura lama

キシダグモ科
〇2020/06/20 里山

○2011.04.02 茨城南部にて
  • 従前は、アズマキシダグモ、キスジキシダグモ、ヤマジキシダグモ、タテスジキシダグモの4種とされていたものが、すべてアズマキシダグモの色彩変異であることが判明したのだそうです。
  • この個体は、アズマ型。変異が多いようです。
  • キシダグモの名は、日本最初のクモ学者岸田久吉に因んだそうですが、種小名のlama は、沼地の位の意味でしょうが、アズマはなんなのでしょう。

【参考】
日本原色カメムシ図鑑 P82
写真日本クモ類大図鑑 写真P105 解説P236



シロシタホタルガ 白下蛍蛾

Neochalcosia remota

マダラガ科(Zygaenidae)
ホタルガ亜科(Chalcosiinae)
〇2020/06/20 里山(腹側から)

〇2020/06/06 里山で
  
  • サワフタギ(沢蓋木)で、繭も確認しました。

○2015.05.02 里山で

  • サワフタギにびっしり。
  • ようやく、頭部が撮れました。
  • 胸脚がある方なのですが、うつむいているうえに、頭を皮のなかに引っ込めてしまうので、なかなか頭部をみることができません。

○2014.07.13 筑波山
  • 後翅が白くなっていることを確認したのですが、撮影するまえに、飛ばれてしまいました。

〇2014.5.10 里山で(幼虫)

  • どっちがお尻でどっちが頭かと写真を撮ったのですが、上の写真は尾脚が写っているので、お尻のようです。
  • 頭部はやはり写っていないようです。

○2012.06.23 里山で(成虫)
  • 羽化したてでしょうか、とても綺麗でした。
  • 見惚れていて、シロシタ(後翅の模様)をみるのを忘れてしまいましたが、白線模様が中央よりにあり、最後までつながっていないことから、見分けができました。
○2012.05.19 里山で(幼虫)
  • サワフタギで、目立っていました。
  • 幼虫は、毒毛はないものの、分泌液にかぶれることがあるようです。

【参考】
  • ホタルガと比べて、白帯の位置は中央よりですが、後翅にも白い模様があることから、シロシタ(白下)ホタルガとなったようです。成虫の写真を撮る時に気を付けてみたいと思います。


シオヤアブ 塩(鹽)屋虻

Promachus yesonicus Bigot, 1887

Diptera ハエ目(双翅目)
Asilidae ムシヒキアブ科
Apocleinae シオヤアブ亜科
〇2020/06/20 里山(交尾)

○2013.06.29 里山で(♂ トホシオサゾウムシを捕食)

Japanese name: shioya-abu

shioya-abu is a species of robber fly found throughout Japan. 


○2012.06.07 家の庭(♂ 写真を追加)

2011.06.28 蛇沼(龍ヶ崎市) ♂

2011.07.07 家で(つくば市) ♀
  • ♂のほうが、いかつい(厳つい)ようなきがします。
  • 塩屋というのは、♂の尾部の先端が塩を吹いているように白いことからのようです。
  • 蜻蛉にも塩屋蜻蛉、塩辛蜻蛉がいますが、それぞれ、♂が白い粉を吹いているように見えることからだそうですが、先日、トンボの観察会で、講師のHさんは、塩辛蜻蛉は舐めてみると塩辛いとおっしゃっていましたが、今度舐めてみなくては・・・
  • このアブは、人をあまり恐れないようで、ゆっくり撮影できました。

【参考】 ムシイキアブ図鑑



タケカレハ 竹枯葉蛾

Euthrix albomaculata directa〔日本亜種〕 (Swinhoe, 1892)

カレハガ科(Lasiocampidae)
カレハガ亜科(Lasiocampinae)
〇2020/06/20 里山(幼虫)
  

○2015.05.28 里山で(繭)
  • 笹ではなく、お隣の草に繭をつくっていました。
  • 幼虫の毛織り込んでいるので、やはり、毒毛があります。


○2012.06.29 里山で(卵)
  • 田んぼの畔のイネ科で
  • 産み立ては緑っぽいようです。



2020年6月18日木曜日

ヤマトコマチグモ 大和小町蜘蛛

Chiracanthium lascivum

クモ目>フクログモ科
〇2020/06/18 庭で ♀
   
  
  • 申し訳ないのですが、巣を覗かしてもらいました。
  • 懸命に修復作業を行っていました。

○2012.06.13 家の中で ♂
 
  • なぜか家の中をウロウロ
  • 体長8㎜程度 左第1脚は欠損 触肢の形状から♂です。
  • 触肢の長い突起は確認しないうちにどこかへ行ってしまいました。
  • 第1脚が長いこと、体長、体色などから、ヤマトコマチグモ(たぶん)としました。
  • 日本のクモとしては、カバキコマチグモが毒蜘蛛として有名ですが、大型のコマチグモの仲間も、毒性があり、噛まれると烈しく痛ことがあるとの記載もあります。(ウィキ)
  • 交尾期の6月には、♀を探してウロウロすることもあるようです。結構鋭い牙なので、気を付けるようにしましょう。アナフィラキシーショックを起こしやすい人は要注意です。

【参考】 写真日本クモ類大図鑑 図版P122 解説P252