2012年5月30日水曜日

シモフリトゲエダシャク

シモフリトゲエダシャク 霜降棘枝尺蠖
Phigalia sinuosaria
シャクガ科(Geometridae) エダシャク亜科(Ennominae)


○2012.05.26 日光PAで

  • コナラで見つけましたが、黒い縁どりのある淡褐色の顔は、印象的でした。
  • 大きく感じたのですが、体長は40-45mm程度とされています。
  • 腹脚が1対であったので、シャクガを調べたのですが分からなかったので、「不明幼虫の問い合わせのための画像掲示板」でお尋ねしました。
  • 早速、YAMKENさんから教えていただきました。ありがとうございました。
  • YAMKENさんの「明石の蛾達」で幼虫、蛹の画像が確認できました。
  • 図鑑を見直したところ、「胴部は、暗褐色ないし褐色の細紋を散らし、複雑な模様をなす」と、されていましたが、この個体は色黒だったようです。

【参考】 保育社 原色日本蛾類幼虫図鑑(下)P44


シロオビマルカツオブシムシ

シロオビマルカツオブシムシ 白帯円鰹節虫
Anthrenus nipponensis
Dermestidae カツオブシムシ科>Anthreninae  マルカツオブシムシ亜科

○2012.05.30 家の庭で


  • 3㎜程度
  • 庭のシャスタ・デイジー(たぶん)で見つけました。


ウデブトハエトリ

ウデブトハエトリ 腕太蝿取
Harmochirus insulanus
クモ目 > ハエトリグモ科

○2012.05.30 家の庭で
  • 体長3.0-3.5mm
  • 触肢の形状から♂のようです。
  • 近似種にキレワハエトリがいるのですが、腹背の後方に1対の白色横帯斑(あまりはっきりしませんが)があること、および、大きさからウデブトハエトリとしました。

【参考】 写真日本クモ類大図鑑 図版P147 解説P273
     日本のクモP288



タラフタオアブラムシ

タラフタオアブラムシ 楤木二尾蚜虫
Cavariella araliae
アブラムシ科>アブラムシ亜科>ヒゲナガアブラムシ族


○2012.05.30 家の庭で

  • タラノキで、ヒラタアブの類の幼虫もいました。
  • 淡黄色で、尾片と腹部第8節の突起がフタオ(二尾)の由来だそうですが、下の写真でややそのように見える気がします。
  • 新葉の裏面で生息と記載されているのですが、茎に多くいました。
  • 二次寄生がタラノキで、一次寄生のヤナギ類で卵越冬するのだそうです。

【参考】 アブラムシ入門図鑑P102


2012年5月29日火曜日

ヤハズカミキリ 矢筈天牛

Uraecha bimaculata bimaculata

Cerambycidae カミキリムシ科
Lamiinae フトカミキリ亜科
○2012.06.27 家の庭で(写真の追加)
  • アジサイの葉裏で
  • 夜行性のカミキリで昼間は枯葉の間に隠れているはずですが、良く会います。

○2012.05.29 家の庭で
  • 草取りをして見つけました。
  • 上翅の末端の形はまさに矢筈です。
腹側から
結構、ごついです。




2012年5月27日日曜日

ヤマトスジグロシロチョウ

ヤマトスジグロシロチョウ 大和筋黒白蝶
Pieris nesis Fruhstorfer, 1909 
シロチョウ科 Pieridae

○2012.05.27 千手ヶ浜で

  • 従前は、スジグロシロチョウとエゾスジグロシロチョウだけであったものが、2001年に、エゾスジグロシロチョウがさらに区分され、北海道に分布するものをエゾスジグロシロチョウとし、本州、四国、九州産をヤマトスジグロシロチョウとしています。
  • この見分けは、困難ですが、前翅の黒条・黒斑の発達弱いように見えるので、ヤマトスジグロシロチョウとしました。
  • 「昆虫図鑑 採集と標本の作り方」によると、春型♀のようです。
  • なお、この図鑑では、エゾとヤマトについては、同種別亜種節をとっているので、エゾスジグロシロチョウとしていますが、一応、別種として、ヤマトスジグロシロチョウとしました。
  • 見かけで区別できないとは、素人には難儀なことです。

【参考】 南方新社「昆虫図鑑 採集と標本の作り方」P22



2012年5月26日土曜日

フタホシシロエダシャク

フタホシシロエダシャク 二星白枝尺蠖
Lomographa bimaculata subnotata
シャクガ科(Geometridae) エダシャク亜科(Ennominae)

○2012.05.26 日光植物園で

  • 結構きれいです。



【参考】 みんなで作る日本産蛾類図鑑



ルイスクビナガハムシ

ルイスクビナガハムシ ルイス首長葉虫
Lilioceris lewisii
ハムシ科>クビナガハムシ亜科

○2012.05.26 日光植物園で

  • ハルナユキザサの上で
  • 体長6-7mm 赤地に3本の黒い筋が目立ちます。
  • 食草は、マイヅルソウ、ナルコユリなどとされています。
  • 羽の筋は、個体によって変異があり、黒筋があまりはっきりしないものもあるそうです。

【参考】 ハムシ図鑑



ユウマダラエダシャク

ユウマダラエダシャク 夕斑枝尺蠖
Abraxas miranda miranda
シャクガ科(Geometridae) エダシャク亜科(Ennominae)


○2012.05.26 日光植物園で

  • この類は同定が難しいのですが、「前翅前縁中央にある灰色の斑紋の中に黒い輪っか状の紋がなければ本種」とされているので、ユウマダラエダシャクとしました。

【参考】


オオヘリカメムシ

オオヘリカメムシ 大縁亀虫
Molipteryx fuliginosa (Uhler, 1860)
カメムシ目>ヘリカメムシ科>Mictinae亜科

2012.05.26 日光植物園で(成虫)



○2011.08.07 白馬で
たぶん2齢幼虫
たぶん3齢幼虫
  • やはり、カライトソウについていました。

2011.08.05 白馬で
  • 山地のアザミ類などにつくそうですが、カライトソウについていました。臭気がきわめて強いそうですが、不明です。
  • 翅芽がはっきりしているので、4齢ないし終齢幼虫と思われます。


【参考】
  全農教 日本原色亀虫図鑑P65,P201


クロモンサシガメ 黒紋刺亀

Peirates turpis Walker, 1873

Reduviidae サシガメ科
Peiratinae クロモンサシガメ亜科
○2012.05.26 日光PAで(短翅型)
  • 前翅膜質部に大きな黒い紋があるのが特徴
  • 西日本で普通だそうです。
  • たまに、長翅の個体がいるそうです。

○2010.12.05(5齢幼虫)
  • 22.12.5 陸平で木の根元の落ち葉をガサガサとちょっと寝ぼけていたのか、おとなしく写真を撮らしてくれました。
  • 短翅型と長翅型があるようです。
  • 本来翅の膜質部に大きな黒い紋があるはずですが、これは、5齢の幼虫のようです。


    【参考】
    日本原色カメムシ図鑑 図版P30 解説P171



    2012年5月25日金曜日

    チャバネツヤハムシ

    チャバネツヤハムシ 茶翅艶葉虫
    Phygasia fulvipennis
    ハムシ科>ノミハムシ亜科

    〇2012.05.25 庭で
    フナバラソウが咲きました。

    〇2012.05.24 庭で(成虫)
    • 大切にしているフナバラソウについていました。
    • 体長約6mm
    • 前胸背板の前後の角に突起があり、触角の第1節にも突起があり、第2節が玉状になっていることから、チャバネツヤハムシとしました。
    • ムナグロツヤハムシ、キバネマルノミハムシ、ナガトビハムシなど似た種が多いそうです。
    • 食草はガガイモだそうですが、フナバラソウもガガイモ科です。1本しかないのによく見つけたものです。

    隣の木に移ってもらいました。

    腹側から


    【参考】
    阿部宏樹さんの甲虫マルガリータ 紛らわしいハムシ


    2012年5月21日月曜日

    ムネアカアリバチ 胸赤蟻蜂

    Squamulotilla pungens (Smith, 1873)

    262100550100
    Mutillidae アリバチ科
    Myrmillinae 亜科
    ○2012.05.21 家の玄関で(♀)

    • たぶんハチと見当をつけて、調べたところ、北隆館「原色昆虫大図鑑Ⅲ」図版P162 解説P540では、トゲムネアリバチが載っていました。
    • お気に入りの昭和7年の日本昆蟲圖鑑 P326では、ムネアカアリバチ(ムナアカアリバチ)が載っていました。
    • Mokurokuを検索すると、両方載っているので、しばらくネット検索をしてみると、tosakaさんの冬鳥夏虫「長池公園ぶらぶら日記」に詳しく記載されていました。
    • それによると、トゲムネアリバチとムネアカアリバチは、腹部第2背板の後縁に黄色っぽい毛が生えている。
    •  トゲムネアリバチとムネアカアリバチの違いは、トゲムネアリバチでは触角第1,2節と脚が黄褐色から赤褐色であるのに対して、ムネアカアリバチでは触角第1,2節は暗褐色、脚は黒から暗褐色、と書かれています。
    • そうすると、 腹部第2背板の後縁に黄色っぽい毛が生えており、触角、脚ともに黒色ないし暗褐色なので、ムネアカアリバチということになります。
    • ♀は翅がなく、地上をあるきまわっているそうですが、♂は、翅があり、全身が黒いそうです。

    【参考】
    北隆館「原色昆虫大図鑑Ⅲ」P540、「日本昆蟲圖鑑」P326
    ウキィペディア アリバチ

    • なお、属名は変遷があるのか、Mokurokuでは、 Squamulotilla 「日本昆蟲圖鑑」では、Mutilla となっていました。




    シオカラトンボ 塩辛蜻蛉 鹽辛蜻蛉

    Orthetrum albistylum speciosum (Uhler, 1858)

    トンボ科
    ○2012.05.21 庭の小池で(♀羽化)


    • ヤゴの抜け殻の下にとまっていたのですが、近くの葱まで飛んでいきました。
    • 尾部の形状から♀のようです。
    • イトトンボの羽化は朝はやいのですが、シオカラトンボはやや遅いような気がします。
    • 今年は、アジアイトトンボ、シオカラトンボが羽化していきました。たぶん、オオシオカラトンボも羽化すると思います。


    2011.08.10 里山で(♂)
    • 綺麗な目をしています。
    ○2006.07.02 家の庭(♀)



    2012年5月20日日曜日

    ニホンカブラハバチ 日本蕪菁葉蜂

    Athalia japonica (Klug, l815)
    Tenthredinidae  ハバチ科約14mm


    ○2012.05.20 庭で(成虫) ⇒誤同定

    • 絵合わせで、ニホンカブラハバチと思ったのですが、誤同定だったようです。
    • 触角が10節(11節にみえるが)、中・後腿節の先端が黒くなるなどの特徴がありません。
    • 触角は8節?、中・後腿節の先端も黄色でした。難しいものですね。
    • ルイスアカマルハバチ?(明石・神戸の虫 ときどきプランクトン) でも、センニンソウはあるのですが、食草のボタンヅルは、ないのです。

    ○2010.05.28 庭のマメグンバイナズナで(幼虫)


    • 約14mm
    • そっと摘み上げて調べると、腹脚は7対でした。ハバチの類です。
    • ハバチの類で、アブラナ科につく、よく似た黒い幼虫は、カブラハバチ、ニホンカブラハバチ、ゼグロカブラハバチでした。
    • このうち、セグロカブラハバチには、黒い点点模様があるので、違うようです。カブラハバチはビロードのような黒色のイモムシとされています。よく見ると、いぼ状の突起があるので、結局、ニホンカブラハバチの幼虫のようです。


    ヒメフンバエ

    ヒメフンバエ(姫糞蝿)
    Scathophaga stercoraria
    フンバエ科>フンバエ亜科

    ○2012.05.20 庭で(写真の追加)

    ○2009.12.02 庭のキクで



    翅の拡大図
    • 庭の咲き残りのキクの花に来ていました。
    • 先日(11/27)にアップしたキアシフンバエと同じヒメフンバエ属です。
    • 翅のr-m横脈が暗斑になっており、脚の腿部に暗斑があり、ヒメフンバエとしました。
    • 体色は灰色っぽいのは♀といわれていますが、一寸のハエにも五分の大和魂では、”雄は黄色い柔毛が多く生え、雌はこの毛がありません”とのことですのです。残念ながら、生殖器までは確認しませんでしたので、この点は?です。
    参考
      一寸のハエにも五分の大和魂 過去ログNo.790
      原色昆虫大図鑑Ⅲ(北隆館)P370


    2012年5月19日土曜日

    ヤホシゴミムシ

    ヤホシゴミムシ 八星芥虫
    Lebidia octoguttata
    Carabidae オサムシ科, Lebiinae アトキリゴミムシ亜科

    ○2012.05.19 里山で

    • 初見です。
    • お洒落なゴミムシです。


    ヤエンオニグモ

    ヤエンオニグモ 野猿鬼蜘蛛
    Araneus macacus


    コガネグモ科 Araneidae
    ○2012.05.19 里山で

    • ヤマオニグモとしていましたが、腹部の幅広い葉状紋の前方に縦長の白色斑がなく、その縁が鋸歯状というより、波状であるので、ヤエンオニグモに訂正します。
    • ヤエン(野猿)というのは、最初の採集地である東京都八王子市の野猿峠に因むのだそうです。

    【参考】 日本のクモP187
         写真日本クモ類大図鑑 図版P63 解説P203


    キバネツノトンボ

    キバネツノトンボ 黄翅長角蜻蛉
    Ascalaphus ramburi
    アミメカゲロウ目>ツノトンボ科

    ○2012.05.19 里山で
    • 初見です。
    • 尾端に湾曲した附属物があるので、♂のようです。
    • 茨城は指定されていませんが、15都府県でレッドデータに登載されています。
    • 黒の黄色のお洒落な脚、つぶらな瞳。とても可愛いです。
    • 草原で、空中を飛んでいる小さな昆虫を捕食するようですので、見てみたいものです。
    • 幼虫はアリジゴクに似た形だそうですが、前にツノトンボの幼虫としたものと区別が分かりません。

    【近似種】 ツノトンボ

    【参考】
    安田さんの自然観察な日々 キバネツノトンボの幼虫 オオツノトンボの幼虫


    ミツバウツギフクレアブラムシ

    ミツバウツギフクレアブラムシ 三葉空木膨蚜虫
    Indomegoura nigrotibiae
    カメムシ目 > アブラムシ科 > アブラムシ亜科>ヒゲナガアブラムシ族


    ○2012.05.19 里山で

    • ニワトコにいたような気がするので、疑問が残ります。

    【参考】 アブラムシ入門図鑑P158
         虫ナビ


    キバラモクメキリガ

    キバラモクメキリガ 黄腹木目切蛾
    Xylena formosa (Butler, 1878)
    ヤガ科(Noctuidae) ヨトウガ亜科(Hadeninae)

    ○2012.05.19 茨城南部の里山で(3~4齢幼虫)
    • ギシギシの葉のうえで
    • 終齢までは、緑色をしているそうです。
    • 3~4齢幼虫でしょうか


    ○2011.05.27 庭(終齢幼虫)


    • 家のクララで
    • 50mm程度
    • この頭が大五郎カット(だいぶ古いのですが)を思い出してしまいます。
    • キバラモクメとする図鑑もあるようです。
    • さて、お腹は黄腹、背中は木目、切蛾というのは、成虫の肩(いいかげんです)のあたりが切型だからでしょうか?
     





    2012年5月17日木曜日

    ムシクソハムシ

    ムシクソハムシ 虫糞金花虫、虫糞葉虫
    Chlamisus spilotus  (Baly, 1873)
    Chrysomelidaeハムシ科 >Chlamisinae コブハムシ亜科


    ○2012.05.17 庭のコナラで



    • 3mm程度。小さくて、なかなか同定が難しいです。
    • 今坂正一さんの絵解き検索によると、以下のようです。
    • 「中型で全体ほぼ赤褐色、暗色の斑紋をまだら状に装う。」 ○
    • 「前胸腹板後突起はやや細く、側縁は側方に鋭く突出し、先端は三角形に尖る。」 ○
    • 「さらに、後胸腹板突起は狭くほぼ三角形に突出する。末端は丸い。」 ○
    • 「尾節板の側方の縦隆起は盛り上がりが少なく、長く、上部1/3のところで内側に強く湾曲し、中央の隆起に連結する。」 △ 3枚目の写真ですが、良くわかりません。
    • いずれにしても、コナラで見られたうえ、普通種で、ポイントも3つはあっているので、ムシクソハムシとしました。
    • それにしても、上手に脚を折りたたんでいるものですね。

    (掲載している近似種) 

    【参考】