2016年5月28日土曜日

トウキョウコオオベソマイマイ 東京小大臍蝸牛

Aegista tokyoensis Sorita, 1980
準絶滅危惧種(国)


柄眼(マイマイ)目 Stylommatophora
オナジマイマイ科 Bradybaenida
○2016.05.28 茨城南部


  • 小さなカタツムリです。殻径8mm程度
  • 裏側から見ると、お臍(へそ)ですね。

【参考】


ヒメジャノメ  姫蛇目

Mycalesis gotama Moore, 1858


Nymphalidae タテハチョウ科
Satyrinae ジャノメチョウ亜科
Satyrini ジャノメチョウ族
Mycalesis コジャノメ属
○2016.05.28 里山で(♂)

  • 後翅裏面の中央部が太く盛り上がっているので♂のようです。
  • 明るい開放的な環境を好む(⇒コジャノメは雑木林等やや暗い環境)
  • 翅裏中央の帯は黄味を帯びる(⇒コジャノメは紫味を帯びる。⇒リュウキュウヒメジャノメはの帯は太い。)

2016年5月26日木曜日

アオフシラクモヨトウ 青斑白雲夜盗

Antapamea conciliata (Butler, 1878)


ヤガ科(Noctuidae)
ヨトウガ亜科(Hadeninae)
○2016.05.26 里山
  • 変異が大きいようです。

【参考】



マダラマルハヒロズコガ 斑丸翅広頭小蛾

Gaphara conspersa (Matsumura, 1931)

ヒロズコガ科(Tineidae)
フサクチヒロズコガ亜科(Myrmecozelinae)
○2016.05.26 里山

  • 「幼虫は、扁平な鼓型の巣を作り、この巣をひきずって動く」とされていますが、おかしな形です。
  • 「ツヅミミノムシ」と呼ばれるそうです。

【参考】


2016年5月24日火曜日

クヌギトゲマダラアブラムシ

Tuberculatus capitatus

カメムシ目
アブラムシ科
マダラアブラムシ亜科
○2016.05.24 庭で
  • クヌギの葉脈沿いにいました。たぶんです。
  • 有翅型にはトゲ状の突起があるようです。


イボタヒゲナガアブラムシ

Aulacorthum ibotum

アブラムシ科
アブラムシ亜科
ヒゲナガアブラムシ族
○2016.05.24 庭で



2016年5月18日水曜日

ヘラクヌギカメムシ 箆檪亀虫

Urostylis annulicornis Scott, 1874


Urostylidae クヌギカメムシ科
Urostylinae 亜科
○2016.05.18 茨城南部
 

  • 気門が黒くないこと
  • 生殖器の形状がヘラ形であることから


○2015.05.23 茨城南部の里山で
  • 胸部背面の両端に黒点がないことから、ヘラクヌギカメムシと思われます。
  • 本当は、気門の色を確認する必要があるのですが(クヌギカメムシは黒、ヘラクヌギカメムシは緑)
  • さらに、ヘラとサジは、♂の生殖器で判断するのだそうですが、サジは稀ということなので、たぶん。
【参考】氏原巨雄さんの カメムシも面白い!


○2015.05.09 里山で(終齢幼虫)
  • 翅芽が目立つので、終齢幼虫のようです。
  • クヌギカメムシとは区別がつくようですが、サジクヌギカメムシの幼虫の写真は見つからなかったので、こちらの方が普通なようなので、たぶんです。

マドガ 窓蛾

Thyris usitata Butler, 1879


Thyrididae マドガ科
Thyridinae マドガ亜科
○2016.05.18 茨城南部

○2010.07.19 茨城南部の里山で
  • 触角の形状、尾部の様子から♂のようです。



ウスバミスジエダシャク 薄翅三条枝尺(蠖)

Hypomecis punctinalis conferenda (Butler, 1878)
本土・屋久島亜種


Geometridae シャクガ科
Ennominae エダシャク亜科
○2016.05.18 茨城南部(♂)

○2015.05.18 庭で

  • オオバナミガタエダシャクと似るが、後翅の横脈紋がオオバでは、一様に黒色であるに対し、本種では楕円形の紋の中に淡色部あるのが特徴
  • 触角の形状から♀(♂は立派な櫛毛)




2016年5月15日日曜日

ミヤマカラスアゲハ 深山烏揚羽

Papilio maackii Ménétriès, 1858

Papilionidae アゲハチョウ科
Papilioninae アゲハチョウ亜科
Papilionini アゲハチョウ族
○2016.05.15 日光で

  • 綺麗です。


○2013.06.10 北海道で
  • 春型♂は後翅の裏側の白帯がはっきりしている。

2011.08.07 大町市本村あたりで
  • 川沿いの道路わきで吸水
  • 久しぶりで、とても綺麗でした。
  • 今回の長野への旅行で観察した最後の虫でした。


ヒゲナガカワトビケラ 髭長川飛螻蛄

Stenopsyche marmorata Navas, 1920


Stenopsychidae ヒゲナガカワトビケラ科
○2016.05.15 日光で
  • よく似た種にチャバネヒゲナガカワトビケラがいて、脛節の距の数で区別するそうです。
  • どうやら前脛節の距が3のようなので、ヒゲナガカワトビケラとしました。

○2014.06.05 青梅で

  • 近似種としてチャイロヒゲナガカワトビケラがいて、生息環境及び前脚脛節の刺の数で区分するようです。残念ながら、棘はあるのはわかるのですが、3本なのか2本なのかは分かりません。チャイロヒゲナガカワトビケラかもしれません。


トビケラ=飛螻蛄=Water moth

クロテンシャチホコ 黒点鯱蛾・天社蛾

Ellida branickii (Oberthür, 1880)

シャチホコガ科(Notodontidae)
○2016.05.15 日光で


【参考】
みんなで作る日本産蛾類図鑑



ルリモンエダシャク 瑠璃紋枝尺蠖

Cleora insolita (Butler, 1878)

シャクガ科(Geometridae)
エダシャク亜科(Ennominae)
○2016.05.15 日光で

  • シナトビスジエダシャクと似ているのですが写真判定でルリモンエダシャクとしました。

【参考】


2016年5月14日土曜日

アシナガコガネ 脚長金亀子

Hoplia communis Waterhouse, 1875

Scarabaeidae コガネムシ科
Melolonthinae  コフキコガネ亜科
Hoplini 族
○2016.05.14 茨城南部



2016年5月11日水曜日

ハラアカウスアオナミシャク 腹赤淡青波尺蠖

Chloroclystis obscura West, 1929

シャクガ科(Geometridae)
ナミシャク亜科(Larentiinae)
○2016.05.11 家で

  • 家の玄関の柱にとまっていました。
  • 前翅長10mm程度
  • 腹が赤く目立ちます。翅に薄緑色があり、波の模様があるということでしょうか。

【参考】
itotonboさんの北茨城周辺の生き物



2016年5月9日月曜日

ウスアオエダシャク 淡青枝尺蠖

Parabapta clarissa (Butler, 1878)

シャクガ科(Geometridae)
エダシャク亜科(Ennominae)
○2016.05.09 茨城南部

  • コナラの類が食草になるようです。



【参考】
みんなで作る日本産蛾類図鑑

スジベニコケガ 条紅苔蛾

Barsine striata striata (Bremer & Grey, 1853)
原名亜種・伊豆諸島以外亜種

ヒトリガ科(Arctiidae)
コケガ亜科(Lithosiinae)
○2016.05.09 茨城南部


【参考】
みんなで作る日本産蛾類図鑑



2016年5月8日日曜日

エグリトラカミキリ

Chlorophorus japonicus (Chevrolat, 1863)

カミキリムシ科 Cerambycidae
カミキリ亜科 Ceramycinae
Clytrini族
○2016.05.08 茨城南部


【参考】


2016年5月5日木曜日

クロフナガタハナノミ 黒舟形花蚤

Anapsis (Anaspis) marseuli Csiki, 1915


Scraptiidae ハナノミダマシ科
○2016.05.05 庭のサンザシで
  • 3mm程度
  • 体色は黒色で,触角基部3節と脛節端棘は黄褐色.前脚は黒で、黄色くない。

【参考】



キヒゲアシブトハナアブ 黄鬚脚太花虻

MOKUROKU
Helophilus (Helophilus) citricornis Shiraki, 1968

Syrphidae ハナアブ科
Milesiinae 亜科
Eristalini 族
ハナアブの世界
Parhelophilus kurentzovi Violovitsh, 1960
Syrphidae ハナアブ科
Eristalinae ナミハナアブ亜科
Eristalini ナミハナアブ族 
○2016.05.05 庭のサンザシで
  • それにしても、見かけるのは♀ばかりです。

○2012.05.14 里山のハルジオンで(♀ 写真を追加)

○2011.05.05 庭のコデマリで(♀)

  • ちょっと見慣れないアブがいたので、パチリ
  • 複眼の間が離れているので、♀のようです。
  • さて、似ている種が多いので、不安ですが、背中に縞模様、後脚腿節が太く、黒い模様、なにより、顔が黄色で中条もないことからキヒゲアシブトハナアブとしました。
  • キヒゲというのは、黄色のヒゲと思われるのですが、口ひげ(髭)なのか、顎ひげ(鬚)なのか、頬ひげ(髯)なのか、はたまた、触角をひげとみなしているのか?虫の漢字和名では鬚が多く、鬚黒扁虻というのもあるので、黄鬚脚太花虻となるのでしょうか。


参考
ハナアブの世界

 ハナアブの世界の市毛さんからもキヒゲアシブトハナアブであっているとのお墨付きをいただきました。ありがとうございます。


2016年5月3日火曜日

アトジロサビカミキリ 後白錆天牛

Pterolophia zonata (Bates, 1873)

Cerambycidae カミキリムシ科
Lamiinae フトカミキリ亜科
○2016.05.03 美浦で

  • クルミの木で

○2012.06.26 家の庭で
  • 10㎜程度 マロニエの枯れかけの木にきていました。
  • 上翅の後半に広い黄白の帯があります。

【お勉強】 Wikipedia
カミキリムシ科 longhorn beetles、long-horned beetles or longicorns
フトカミキリ亜科 flat-faced longhorns


ウスバフタホシコケガ 薄翅二星苔蛾

Schistophleps bipuncta Hampson, 1891

ヒトリガ科(Arctiidae)
コケガ亜科(Lithosiinae)
○2016.05.03 美浦で

  • クルミの木で
  • 左側に脱皮殻が見えます。
  • 周りには、オオチャタテの幼虫がいます。

【参考】



2016年5月1日日曜日

クリストフコトラカミキリ

Plagionotus christophi (Kraatz, 1879)


Cerambycidae カミキリムシ科
Cerambycinae カミキリ亜科
Clytrini 族
○2016.05.01 茨城南部


  • これは、かなり大きかったです。おそらく、最大クラス。
  • 人家の薪材にきていたものです。


○2016.04.25 茨城南部
  • 思ったより小さい。
  • 個体差が大きいのですが、10~15mm程度。
  • 新しい伐採木にくるようですが、発生は局所的といわれているので、どこからくるのでしょうね。


カオジロヒゲナガゾウムシ 顔白鬚長象鼻虫

Sphinctotropis laxus (Sharp,1891)

Anthribidae ヒゲナガゾウムシ科
Anthribinae ヒゲナガゾウムシ亜科
○2016.05.01 茨城南部

  • コナラの伐採木で
  • 6-7mmで小さい。