2025年8月14日木曜日

ショウリョウバッタモドキ 精霊蝗虫擬

Gonista bicolor (de Haan, 1842)

Acrididae バッタ科
○2025/08/14 庭で ♀
  • ♀は大型で触覚が短く見える。♂は小型で触覚が長く見える。

○2014.07.23 庭で(終齢近い幼虫)♂
  • 翅芽がはっきりしています。だいぶ、終齢に近くなってきているようです。

○2014.05.25 里山で(幼虫)
  • まだ、翅も生えていません。
  • 褐色型もいるのですね。

○2013.09.11 家の庭 ♀

  • これはだいぶ大きかったです。

○2010.09.10 家の庭 ♂
  • 良く見てみると家の庭にもいました。初見なのですが、見逃していたのでしょう。
  • 頭がやや広く、後脚はショウリョウバッタほど発達していません。

【レッドリスト】 茨城県(希少種)など14都県で指定




チャバネセセリ 茶翅挵(蝶)

Pelopidas mathias (Fabricius, 1798)

Hesperiidae セセリチョウ科
Hesperiinae セセリチョウ亜科
○2025/08/14 庭で
  • これも♀のようです。

〇2020/07/09 庭で
  • こちらは、白紋が目立つので、♀?

○2014.07.18 里山で
  • 白紋が小さく、腹部端の毛束が目立つので、♂でしょうか。
【参考】 フィールドガイド 日本のチョウP305~

○2007.07.28 家の庭



2025年8月13日水曜日

シロテンハナムグリ 白点花潜

Protaetia orientalis submarumorea (Burmeister, 1842)


244090421000
Scarabaeidae コガネムシ科
Cetoninae ハナムグリ亜科
○2025/08/14 庭で
  • だいぶ色味が違っている。

○2025/07/21 庭で
  • トチノキで

○2014.08.09 美浦で


  • ボタンヅルで
  • 頭楯がへこみ、翅先の尖っていることから、シロテンハナムグリとしました。
  • まあ、こちらの方が普通ですよね。


ムラクモハマダラミバエ

ムラクモハマダラミバエ 叢雲翅斑果実蝿?
Staurella nigrescens

Tephritidae ミバエ科
Trypetinae ハマダラミバエ亜科
○2025/08/14 庭で ♀

○2012.07.02 家の庭(♂を追加)

○2011.11.10 家の庭(♀)
  • ヤマボウシの幹でウロウロ
  • 尾端の円錐形の出っ張りは産卵管 ∴♀


参考
   虫ナビ



2025年8月11日月曜日

ナミガタチビタマムシ 波形矮吉丁虫

Trachys griseofasciatus Saunders, 1873

コウチュウ目(鞘翅目)タマムシ科
○2025/08/11 ソシンロウバイで
  • 食草が頼りにならず、捕まえて調べても、微妙だが、上翅後半の波型がナミガタチビタマムシに見える。

○2025/05/29 庭のエノキで
  • ヤノナミガタチビタマムシの食草はケヤキだけということで、エノキにいたので、ナミガタチビタマムシで大丈夫と思われる。

○2010/05/05

  • 3mmほど


ハイイロリンガ 灰色實蛾

Gabala argentata Butler, 1878

チョウ目ガ類コブガ科

○2025/08/11 庭で
  • ちょっと、模様が薄い。

○2025/07/07 庭で
  • 食草は、ウルシ科(ヌルデ)とされる。
  • 印象的な模様だが、捕食者から見るとどのようにみえるのだろう。






ホソオビコマルハキバガ(ホソオビキマルハキバガ)

Meleonoma malacobyrsa (Meyrick, 1921)

チョウ目ガ類マルハキバガ科
○2025/08/11 庭で
  • 属名変更に伴い、和名を変更した模様
  • 初見



モンクロシャチホコ

モンクロシャチホコ 紋黒天社蛾、紋黒鯱蛾
Phalera flavescens
チョウ目(鱗翅目)>シャチホコガ科

○2025/08/11 庭で

○2011.09.10 茨城南部の里山で(幼虫)
  • サクラの木に一杯ついていました。
  • 別名、サクラケムシ、フナガタケムシとも
  • 少し硬くなった葉をバリバリと食べるのだそうです。

○2010.08.06 庭で(成虫)
  • 可愛らしい、ポッテリとした蛾です。

【参考】


2025年8月9日土曜日

コナラシギゾウムシ

Curculio dentipes (Roelofs, 1875)

コウチュウ目ゾウムシ科

○2025/08/09 里山

  • よく似たニセコナラシギゾウムシは、茨城県産昆虫目録には載っていない。

○2011/05/09 里山

  • 細長い口吻が、鳥のシギ(鴫)の嘴に見立てられたとのこと
  • 体長は口吻を入れると20mm程度ですが、ゾウムシでは、口吻は体長に入れないそうです。
  • 触角がまた長いのですが、柄節と中間節、球捍となっており、この長さなどで、種が特定されることもあるようです。
  • さて、この個体は、体長が10㎜ほどあり、やや赤褐色で淡い黄色の鱗毛があり、柄節と中間の1~4節の合計の長さが同じくらいで、また、中間1節>中間2節などから、コナラシギゾウムシと思われます。


スズミグモ

Cyrtophora ikomosanensis (Bösenberg & Strand 1906)

クモ目コガネグモ科
○2025/08/09 里山で
  • 北上中の南方系のクモ
  • 茨城県では、2015年に初記録
  • この個体は、クモバチの類に麻痺させられていた模様



ウスバカゲロウ 薄翅蜉蝣

Hagenomyia micans (MacLachlan, 1875)

230000130200
Myrmeleontidae ウスバカゲロウ科
Myrmeleontinae 亜科
○2025/08/09 里山


○2014.08.03 車の中に

  • 車のフロントグラスのところにどのように入り込んだのでしょう。
  • 前翅長44mm 体長37mm

ツノトンボ 角蜻蛉

Hybris subjacens

アミメカゲロウ目
ツノトンボ科
Ascalaphinae亜科
○2025/08/09 里山 ♀、卵

  • メスのお腹が膨らんでいた。
  • 卵を産み付けているところはみられなかったので、誰の卵か不明。

○2021/07/11 里山 ♂

〇2017.07.15 里山 ♂
  • やっと♂ですね。

2011.09.07 近所(孵化)

  • 草刈りをしていたら、これはなに?と云う感じで、ヒメムカシヨモギにびっしりとついていました。
  • アリジゴクに似ているので、アミメカゲロウの仲間と思いましたが、なんとツノトンボの幼虫でした。(その後、調べたのですが、キバネツノトンボ、オオツノトンボの幼虫との区別が分かりませんので、ツノトンボの類の幼虫となります。)ただ、時期的には、ツノトンボか?
  • この幼虫は、すり鉢状の巣を作らず、石の下などに生息しているそうです。(ウィキペディア)

○2010.10.22 庭でうろついていたこれは?



2011.09.03 雪入ふれあい公園で(♀)
  • 一緒に観察会に参加した男の子が捕まえたものを、撮らしてもらったものです。
  • あまり出来がよくないので、また、見つけたいものです。♂は赤っぽいそうですので、こちらも見つけたいです。





カトリヤンマ 蚊取蜻蜓

 Gynacantha japonica Bartenev, 1910
トンボ目ヤンマ科
○2025/08/09 里山 ♀

  • ♀は尾毛が切れている個体が多いといわれるが、この個体では、切れずに残っている。
  • また、腹部10節の2本の棘もちゃんと写っていた。

○2018.08.04 里山(♂)
  • 初撮ですね。


ホソミイトトンボ 細身糸蜻蛉

 Aciagrion migratum (Selys, 1876)

トンボ目(蜻蛉目)イトトンボ科

○2025/08/09 里山 夏型♀


○2025/03/01 里山 越冬型未熟♀

 

参考 ホソミオツネントンボ♀
 


2025年8月2日土曜日

ヒメシロノメイガ

Palpita inusitata (Butler, 1878)

チョウ目ガ類(鱗翅目蛾類)ツトガ科

○2025/08/02 庭で

  • 開帳20mm程度
  • 後翅の内縁外よりにはっきりした黒紋が見られる。
  • 尾部の形状もややことなるので、こちらは、♀か?
  • 小笠原などでみられるオオモンヒメシロノメイガはよく似ているが、25-31mmと一回り以上大きい模様。はっきりした黒紋も見られないようだ。

○2025/05/16 庭で
  • 食草は、庭にもあるイボタノキ、ネズミモチなど。