2025年4月18日金曜日

ナガメ 菜亀虫(椿象)

Eurydema rugosa Motschulsky, 1861

カメムシ目カメムシ科
○2025.04.18 菜の花で
  • まさに、菜亀

○2011.06.14 4ないし5齢幼虫
 早速、発見したメマツヨイグサの周辺を探すと、マメグンバイナズナにナガメの幼虫がいました。凹凸の具合などがそっくりで、ナガメの幼虫だったと思われます。

2011.06.13 2齢幼虫(脱皮直後)
 見当がつかないため、カメムシBBSでお伺いをしたところ、管理人の”かりしうす”さんから、体色が定着していないときは、非常に難易度が高いこと。発見した箇所で成長を確かめたらとのアドバイスをいただきました。ありがとうございました。
脱皮直後は発色しておらず真っ赤
脱皮殻

2011.04.02 ノジスミレにいた成虫

2025年4月17日木曜日

ウロコアシナガグモ 鱗脚長蜘蛛

Tetragnatha squamata
アシナガグモ科 Tetragnathidae

○2025/04/17 ♀(庭のアラカシで)

  • 無事に、単眼8個が確認できました。

○2011.04.28 家の庭(♂)
  • 同じクヌギで
  • 上顎の大きさが比較的に小さいこと、腹部に赤色紋があることから、ウロコアシナガグモとしました。


○2010.06.08 家の庭(♀)

  • 家のクヌギで卵のうを守っていました。
  • 黄緑色の綺麗な蜘蛛で、体長約5mm
  • 模様から雌ですが、同じ属のやや山よりに生息するエゾアシナガグモの雌とは模様で区別することは困難なようです。
  • 不確かな基準となりますが、ウロコアシナガグモの雌は体長5~8mm、エゴアシナガグモの雌の体長は7~10mmとされていますので、ウロコアシナガグモの雌としました。
  • アシナガグモの類は3爪8眼とされているのですが、どうも6眼に見えるのが気になります。

※種小名 squamata=「うろこ状の」


【参考】 文一総合出版「日本のクモ」新海栄一著



ナナホシテントウ 七星天道虫(瓢虫、紅娘)

 Coccinella septempunctata Linnaeus, 1758

テントウムシ科
○2025.04.17 成虫 庭で

○2025.04.11 終齢幼虫(4齢) 庭で

  • 卵から孵化した幼虫は、3回脱皮し、4齢が終齢幼虫となり、蛹を経て、成虫となるとのこと


2025年4月8日火曜日

ソラマメヒゲナガアブラムシ

Megoura crassicauda Mordvilko, 1919

カメムシ目(半翅目)アブラムシ科

  • ヤハズエンドウは、アブラムシに人気
  • 緑色が、ソロ豆ヒゲナガアブラムシ、黒いのは、マメアブラムシのようだ。



2025年4月4日金曜日

シロスジヒゲナガハナバチ

Eucera (Eucera) spurcatipes Pérez, 1905

ハチ目(膜翅目)ミツバチ科

○2025.04.04 ♂
  

  • 触角が長いのが♂
  • ニホンヒゲナガハナバチとは、翅脈の肘室の数で見分けるのだそうですが、シロスジが2つ、日本が3つ
  • 翅脈がなんとか確認できました。



2024年12月7日土曜日

クロスジフユエダシャク 黒条冬枝尺蠖


Pachyerannis obliquaria (Motschulsky, 1861)

シャクガ科(Geometridae)
エダシャク亜科(Ennominae)
○2024/12/07 里山

○2013.12.15 千葉県北部で


  • 良い天気で、ひらひら目立ちます。
  • やはり、♀は見当たりません。


○2012.12.08 茨城南部の里山で
  • 林の中で、何匹も、ひらひらと舞っていました。
  • ♀は、翅が退化して飛べないそうです。
  • とまると蛾ですが、飛んでいると、蝶にも見えます。触角が特徴的でした。




2024年5月17日金曜日

ヒメトラハナムグリ 姫虎花潜

2024.05.17 つくば植物園
  


Lasiotrichius succinctus (Pallas, 1781)

Scarabaeidae コガネムシ科
Trichinae トラハナムグリ亜科
  • 5/21 里山で
  • 初見です。

2024年5月15日水曜日

ホンサナエ 本早苗

Gomphus postocularis

サナエトンボ科 Gomphidae
○2024.05.15 小茎(♀、♂)



○2016.04.15 茨城南部(羽化直後♀)

○2010.06.01 茨城南部(♀)
  • 河川敷で

○2007.05.26 涸沼で(♂)


  • おデブです。


○2005.07.10 志賀高原で(♀)
  • 山地のトンボではないようですが、なぜか水辺に

【参考】 神戸のトンボ



2024年5月11日土曜日

オオチャタテ

オオチャタテ 大茶柱虫
Amphigerontia nubila
チャタテムシ目 > チャタテムシ科

○2024.05.11 里山・幼虫


○2012.06.07 青梅で

  •  ごちゃごちゃとかたまっていました。


  • 水辺にあった樹についていたのですが、確認を忘れてしまいました。

【参考】 虫ナビ



2024年5月4日土曜日

サラサヤンマ 更紗蜻蜓

Sarasaeschna(Oligoaeschna) pryeri


ヤンマ科 Aeschnidae
サラサヤンマ属 Sarasaeschna
○2024.05.04 里山 ♂、♀

 ♀の翅先の橙色が見えるように、止まってくれました。

◯2018.06.08 青梅

○2015.05.11 茨城南部の里山(♂)
  • 複眼もきれいです。
  • 2001年に、それまでのOligoaeschna属から、新設のサラサヤンマ属 Sarasaeschnaに分類されるようになったそうですが、まだ、使い方は、混在しているようです。

○2014.06.21 里山で(♂・背中から)
  • 更紗模様に見立てたのは、腹部の付け根付近の対になった三角模様あたりのようですが、いずれにしても綺麗な模様です。

○2007.05.26 涸沼で(♀)
  • 茨城県では、指定されていませんが、22都道府県でレッドデータに登載されています。
  • ♀は、翅の先寄りも橙色に染まるのですが、つかんでしまっているので、よく見えません。