2010年6月14日月曜日

クサカゲロウの類(卵、幼虫)

 庭のシダレウメに優曇華(ウドンゲ)の花が咲いていました。
 優曇華の花といっても、三千年に一度咲く伝説の花ではなく、クサカゲロウの類の卵です。




 卵から孵化した幼虫は、一匹で400~1000匹程度のアブラムシを食べるといわれます。




  • 卵の写真は6月8日、幼虫の写真は6月14日(幼虫の期間は10日ほどとのこと)
  • クサカゲロウの類の幼虫と生き残っているオカボアカアブラムシ。まわりに穴の空いた累々たるアブラムシの屍骸(クサカゲロウの幼虫の餌食になったと思われます。)
  • さて、クサカゲロウは調べると、容易ではありません。日本に40種ほどいて、身近で10種ほどみられるそうです。
  • 卵のつき方、幼虫の頭部の様子、塵を背負っているかいないかなど、ポイントはいくつもあるようです。
  • 卵はパラパラついて、塵を背負っておらず、幼虫の頭部の様子からは、クサカゲロウ属があやしいのですが、はっきりしません。
参考 日本産クサカゲロウ図鑑
http://www.h.chiba-u.ac.jp/insect/neuro/neuroptera/chrysopidae/chrysopidae.html


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