2025年5月31日土曜日

アサマイチモンジ

Ladoga glorifica Fruhstorfer, 1909

チョウ目チョウ類(鱗翅目蝶類)タテハチョウ科

○2024/05/31 茨城県南部
  • スイカズラの近くのアカメガシワの葉裏で、雨宿り中

○2022/06/11 茨城県南部の里山
    

チャイロハバチ 茶色葉蜂

Nesotaxonus fulvus (Cameron, 1877)
ハチ目(膜翅目)ハバチ科
○2025/05/31 幼虫 茨城県南部
  

○2011/06/21 
ヘクソカズラにいた幼虫を追加

○2011.06.12 成虫 菊の上

 
  • 6/12 家の庭で 
  • ルリチュウレンジなどと同様に土の中で蛹になるのでしょうか?それにしてもなぜ、羽化したての状態で葉の上にいたのでしょうか、脱皮殻などは見当たりませんでした。また、幼虫の食餌植物であるヘクソカズラもそばにはなかったと思います。
  • 草むしりの途中で見かけて写真だけ撮っておいたのですが、勢い余って一緒にむしってしまったのか、見当たらなくなってしまいました。


キムジノメイガ 黄無地野螟蛾

Prodasycnemis inornata (Butler, 1879)

チョウ目ガ類(鱗翅目蛾類)ツトガ科

○2025/05/31 茨城県南部




クワキジラミ 桑木虱

Anomoneura mori Schwarz, 1896

カメムシ目(半翅目)キジラミ科

○2025/05/31 茨城県南部
  • 成虫になってきた。

○2025/05/24 茨城県南部
  • 幼虫



ジョウカイボン 淨海坊

Lycocerus suturellus suturellus (Motschulsky, 1861)
コウチュウ目(鞘翅目)ジョウカイボン科
○2025/05/31 茨城県南部


○2010/05/06

  • カミキリムシと違って上翅が柔らかく、雑食性

  • 成虫は花の蜜や、昆虫を捕らえて食べるそうです。

  • 和名は、平清盛の法名から名づけられたとの説があるようです。
  • さて、ジョウカイボンについては、分類が進められているようですので、たぶんということになります。


  • キシタホソバ 黄下細翅

    Eilema vetusta (Walker, 1854)

    チョウ目ガ類(鱗翅目蛾類)ヒトリガ科

    ○2025/05/31 茨城県南部






    サツマキノメイガ 薩摩黄野螟蛾

     Nacoleia satsumalis South, 1901

    チョウ目ガ類(鱗翅目蛾類)ツトガ科

    ○2025/05/31 茨城県南部




    クルミハムシ 胡桃葉虫

    Gastrolina depressa Baly, 1859

    コウチュウ目(鞘翅目)ハムシ科

    ○2025/05/31 茨城県南部の里山
    • 羽化したようで、同じオニグルミの木でたくさん見かけた。

    ○2025/05/25 茨城県南部の里山

    • 前蛹と蛹
    • 主葉脈上にぶら下がるのは、葉の葉脈以外を食べて、スケルトンにしてしまうので、支えきらないためと思われる。


    サツマモンナガレアブ 薩摩紋流虻

    Suragina satsumana (Matsumura, 1916)

    ハエ目(双翅目)ナガレアブ科

    ○2025/05/31 茨城県南部
    • 薩摩紋とは、丸に十ですが、どこからついたのでしょうか?胸部あたりか?


    クロウリハムシ 黒瓜葉虫



    ○2025/05/31 茨城県南部



    セボシジョウカイ 背星浄海(坊)

    Lycocerus okabei okabei (Takahashi, 1992)
    コウチュウ目(鞘翅目)ジョウカイボン科
    ○2025/05/31 茨城県南部
    • これも、胸部の黒紋が退化しているようです。

    ○2015.05.15 家で


    • 10mm程度
    • 日本のジョウカイボウの仲間は400種以上になるというので、典型的なものを除くと、あやしいことになります。
    • 今坂正一さんの「熊本県のジョウカイボン科の検索表」にしたがって検索してみました。
    • まず、亜科の検索ですが、雄の腹節末端と交尾器は左右対称。上翅は腹節とほぼ同じ長さとありますが、そもそも、この個体は、雄か雌かわかりません。
    • 9+1さん「京都九条山自然観察日記」に、ジョウカイボンの♂・♀の写真が載っていましたので、それをみると、どうも♂ではないでしょうか。
    • 一応、是に当たるとすると、次は、上唇はない、雄の触角は糸状。
    • 上唇はよく分かりませんが、触角は糸状です。
    • さらに、上は翅は長くて、腹節を隠しているので、ジョウカイボン亜科となります。
    • 次に、族の検索ですが、頭部は太く短く、頸部で細まらないので、ジョウカイボン族となります。
    • 次から、難しくなります。♂の交尾器のメディアン・フック?持たないとして、黄褐色、または黒褐色。触角は短く、雄でも体調を超えない。
    • 全ての爪は大きく二裂状とはいえない?前・中肢は片方の爪の基部に指上の細長い突起を持つ。後肢は片方の爪の基部に指状の細長い突起を持つ。
    • この突起は、阿部宏樹さん「甲虫マルガリータ」にジョウカイボンの歯状突起として紹介されていました。
    • 0.2-3mmで、そのようなものが見えるかなという感じです。
    • ここまできて、やっと、体は橙黄色、前胸に黒紋を持つが、時に退化する……セボシジョウカイ ということになるようです。

    2025年5月29日木曜日

    ホシアシブトハバチ 星脚太葉蜂

    Agenocimbex maculatus (Marlatt, 1898)

    ハチ目(膜翅目)コンボウハバチ科

    ○2025/05/29 庭のエノキで
    • 終齢でしょうか?大きかった。

    〇2020.05.23 里山のエノキで

    • 幼虫を見つけました。食草はエノキだったようです。


    ○2012.4.24 庭のエノキで

    • 20mm程度の美麗種ですが、初見
    • 黒く見えるのは、藍青色だそうです。
    • ♂は、中後脚基節末端が黄褐色だそうですが、捕まえなかったので、腹側は確認できませんでした。
    • 剪定した小さなエノキなので、幼虫も観察できるかもしれません。

    【参考】
      北隆館 原色昆虫大図鑑Ⅲ P500


     


    ナミガタチビタマムシ 波形矮吉丁虫

    Trachys griseofasciatus Saunders, 1873

    コウチュウ目(鞘翅目)タマムシ科
    ○2025/05/29 庭のエノキで
    • ヤノナミガタチビタマムシの食草はケヤキだけということで、エノキにいたので、ナミガタチビタマムシで大丈夫と思われる。

    ○2010/05/05

    • 3mmほど
    • チビタマムシの類は色々いたが、姿形から。特に、ヤノナミガタチビタマムシと違いがよく分からなかったが、体長と幅の比が2:1程度あるので、ナミガタチビタマムシとした。
    • ヤノナミガタチビタマムシは1.5:1程度とのこと
    参考



    2025年5月28日水曜日

    クワコ 桑子

    Bombyx mandarina (Moore, 1872)

    チョウ目ガ類(鱗翅目蛾類)カイコガ科

    ○2025/05/28 かなり大きな中齢幼虫 庭の枝垂れ桑で
      
    • 危険を感じると胸部を膨らませて目玉模様で威嚇
    • 体を伸ばして、枝に擬態だそうですが、葉の上で効果があるのやら
    ○2025/05/24 中齢幼虫 マグワで(里山)






    カギバノメイガ 鍵翅野螟蛾

    Circobotys nycterina Butler, 1879

    チョウ目ガ類(鱗翅目蛾類)ツトガ科

    ○2025/05/28 茨城県南部
    • 食餌は不明



    ベニキジラミ 紅木蝨

    Psylla coccinea Kuwayama, 1908

    Psyliidae キジラミ科
    Psyllinae キジラミ亜科
    ○2025/05/28 庭のアケビの新芽で

    ○2016.05.05 庭で

    ○2011.06.10 庭で
    • 庭のアケビで
    • 紅色がとても目立っていた。

    2011.06.16
     ハンマーさんの虫のページ2にとても綺麗な写真が載っていました。自分も幼虫は探したのですが、見つかりませんでした。


    2025年5月27日火曜日

    オオマダラメマトイ 大斑目纏

     Phortica (Phortica) magna (Okada, 1977)

    ハエ目(双翅目)ショウジョウバエ科

    ○2025/05/27 茨城県南部

    • フラッシュをたくとだいぶ感じが変わります。
    • さずがにメマトイ、うっとおしいですね。



    タケカレハ 竹枯葉蛾

    Euthrix albomaculata directa〔日本亜種〕 (Swinhoe, 1892)

    カレハガ科(Lasiocampidae)
    カレハガ亜科(Lasiocampinae)
    ○2025/05/27 茨城県南部・幼虫

    〇2020/06/20 里山(幼虫)
      

    ○2015.05.28 里山で(繭)
    • 笹ではなく、お隣の草に繭をつくっていました。
    • 幼虫の毛織り込んでいるので、やはり、毒毛があります。


    ○2012.06.29 里山で(卵)
    • 田んぼの畔のイネ科で
    • 産み立ては緑っぽいようです。



    チャイロムシヒキ 茶色食虫虻

    Eutolmus brevistylus (Coquillett, 1898)

    ムシヒキアブ科(Asilidae)
    ムシヒキアブ亜科(Asilinae)
    ○2025/05/27 ♀
    • 前腿節の刺毛、脛節の黄色がはっきりしないが、胸部背面の模様などから、チャイロムシヒキとした。

    〇2020/06/14 庭のススキで ♀
    • 似た種が多いのですが、脛節が黄色であること、前脚腿節に刺毛が見られること、及び、生殖器の形状からチャイロムシヒキアブとしました。

     脛節については、黒っぽい場合もあるようですが、前脚腿節については、with spinous bristles ventrally(腹側に刺毛がある)とされています。


    ウメスカシクロバ 梅透黒翅蛾

    Illiberis rotundata Jordan, [1907]
    マダラガ科クロマダラ亜科
    ○2025/05/27 茨城県南部(成虫♀)
    • 似た蛾がいるが、翅脈から判断した。

    ○2012.06.07 家の庭で(成虫♀)


    ○2011.05.04 家の庭(幼虫)


    • 家のウメの芽をおもいっきり齧ってました。
    • この幼虫の毛には毒があり、とても痛く、赤く腫れ上がり、治るのに10日ほどかかるそうです。なお、成虫は、無毒。
    • 上から見ると、地味ですが、腹側は、赤でした。
    参考