2025年6月12日木曜日

ギンモンシマメイガ 銀紋縞螟蛾

Pyralis cardinalis Kaila, Huemer, Mutanen, Tyllinen et Wikström, 2020

チョウ目ガ類(鱗翅目蛾類)メイガ科

○2025/06/12 庭で
  • 死骸発見
  • 前翅長11mm程度
  • スズメバチ科の巣を食べる幼虫、見てみたい。
  • アシナガバチの巣は結構見かけるので、そのうち見られるかな。

○2025/06/07 里山
  • 幼虫はスズメバチ科(オオスズメバチ,ケブカスズメバチ,セグロアシナガバチ)の巣を食べるそうだ。



2025年6月11日水曜日

チャコウラナメクジ

Ambigolimax valentianus(旧学名 Lehamannia valentiana)

マイマイ目コウラナメクジ科
○2025/06/11 庭で
  • 伸びている状態で5cm。成体で7cmほどだそうなので、まだ成長途上なのかもしれません。
  

○2019/06/08 幼生?
  • 甲羅のようにみえる。
  • 古くは Limax marginatus とされていた「種の多様性調査(動物分布調査)対象種一覧(1997) 」。

2025年6月9日月曜日

スジモンヒトリ

Spilarctia seriatopunctata seriatopunctata
本土・対馬・屋久島亜種

ヒトリガ科(Arctiidae)
 ヒトリガ亜科(Arctiinae)
○2025/06/09
  
  • 終齢になると、顔は橙色になるようなので、だいぶ大きいのですが、中齢の後期くらいになるのでしょうね。

〇2020/06/26 庭で 幼虫
 
  • アジサイで

○2012.07.15 大町市美麻で(♂)
  • 触角の形状、色などから♂のようです。
  • 広食性

○2012.06.21 久しぶり
  • 斑入りのウツギ(空木)で
  • たびたびどこかに行ってしまうので、今日から飼育箱へ
  • アシナガバチやスズメバチだけでなく、スズメまで、幼虫たちを狙ってきています。
⇒ウツギの葉を入れておいたのですが、一切食べなくなって、お亡くなりになってしまいました。途中で食べるものが変わるのでしょうか?

○2012.06.17 その後2
  • 体長30mmになり、だいぶそれらしくなりました。
  • 終齢は40mm程度になるそうですから、もう少しかかるようです。

○2012.06.16 その後

  • ユリの花びらの下に隠れていましたが、翌日みたら、なんと赤い糞です。


○2012.06.10 家の庭(A Caterpillar)
  • ユリ(栽培種)で。このほか、ヒルザキツキミソウの花弁、ミズヒキの葉で見かけました。
  • 不明にしていましたが、みんなで作る日本産蛾類図鑑に同様の写真が掲載されていました。

【参考】 原色日本蛾類幼虫図鑑(S40)P55

【英語の勉強】
Arctiidae=Tiger Moths? Tiger and Lichen Moths
ヒトリガ亜科、コケガ亜科、カノコガ亜科 wasp moths
ヒトリガ The garden tiger moth


ウラゴマダラシジミ 裏胡麻斑小灰蝶

Artopoetes pryeri (Murray, 1873) 

Lycaenidae シジミチョウ科
Lycaeninae シジミチョウ亜科
Theclini ミドリシジミ族
○2025/06/09 庭のイボタノキで

○2016.05.26 里山


○2015.05.27 近所で
  • 翅の表を少しみせてくれました。

○2014.03.08 茨城南部(卵)
  • イボタの木で
  • 0.5mm程度で、肉眼では分かっていても、なかなか見つかりません。

ベニモンアオリンガ 紅紋青實蛾

Earias roseifera Butler, 1881
Noctuidae ヤガ科
Chloephorinae リンガ亜科
○2025/06/09 庭のエノキで
  • 紅紋が目立たないタイプ
  • エノキにいたのは、ツツジのそばだからでしょうか。

◯2025.04.17 庭で
  • 久しぶり

○2014.06.12 庭で
  • お洒落な蛾です。
  • 紅色の紋は変異が大きく、紋がみられないものもいるようです。
  • 幼虫の食餌植物は、ツツジ類。花芽を食害するようなので、5月頃に見られるのでしょうね。
  • 我が家のツツジには、ルリチュウレンジ、ムシクソハムシなどのほかにこの幼虫もいるようです。
  • それにしても、細かいことが気になる性質(たち)としては、實蛾がなぜ「リンガ」となるのか気になるところです。わずかに、ワタリンガ(綿實蛾)の幼虫は、綿の實を食害するようですが・・・・
  • なお、漢字和名は、昭和7年の「日本昆蟲圖鑑」北隆館によっています。


 これによると、以下に分類されています。
コブガ科(Nolidae)
ワタリンガ亜科(Eariadinae)



ハラビロカマキリ 腹広蟷螂

Hierodula patellifera (Serville, 1839)

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Mantidae カマキリ科
○2025/06/09 庭のノブドウで
  • 若齢幼虫

○2014.07.15 庭で(幼虫)




【英語】 Indo-Pacific mantis

チュウゴクアミガサハゴロモ

Ricania shantungensis (Chou&Lu,1977) 

カメムシ目(半翅目)ハゴロモ科

○2025/06/09 庭で
  • あちらこちらで目立ちます。

○2025/06/06 庭のサクラで
  • 斑紋などから
  • 茨城県昆虫目録未掲載

○2024/10/11 庭で





チュウレンジハバチ(チュウレンジバチ)

Arge pagana (Panzer, 1797)

ハチ目(膜翅目)ミフシハバチ科

○2025/06/09 庭のモッコウバラで
  • 産卵中のようです。

○2025/06/08 庭で
  • お腹のオレンジなハバチは、数種類いるそうです。アカスジチュウレンジ、ニホンチュウレンジ、チュウレンジハバチ、シリグロチュウレンジバチ。
  • このうち、背中が黒く、後足が黒く、さらにお尻の産卵管が黒くないということで、チョウウレンジバチとなるようです。
  • 和名は、茨城産昆虫目録にならって、チュウレンジハバチとしておきます。


クロハナボタルの仲間

Plateros sp.

コウチュウ目(鞘翅目)ベニボタル科

○2025/06/09 庭で
  • 5-6mm程度
  • クロハナボタル、ニセクロハナボタル、ヒメクロハナボタルなど似た種が多い。
  • 胸の様子と茶色っぼいことから、ヒメクロハナボタルと思われるが、決め手がない。




2025年6月8日日曜日

ハチガタハバチ

Tenthredo matsumurai (Takeuchi, 1933c)

ハチ目(膜翅目)ハバチ科

○2025/06/08 終齢幼虫
  • 色が濃くなったようだ。

○2025/06/06 終齢幼虫

  • 模様がはっきりした。
  • 土中で繭をつくって蛹になるとのこと
  • 触覚だけ違いのあるトガリハチガタハバチがいるらしいが、幼虫の模様から、ハチガタハバチで整理しておく。

○2025/06/01 中齢幼虫

○2025/05/26 若齢幼虫
  • 眼がはっきりしてきた。

○2025/05/23 若齢幼虫(サルトリイバラで)
  
 こちらは、もう少し育っているようだ。




ウスベニトガリメイガ 薄紅尖螟蛾

Endotricha olivacealis (Bremer, 1864)
メイガ科 シマメイガ亜科
○2025/06/08 家で
 
  • 前翅長10mm程度
  • 家の中で死んでいました。

〇2020/6/2 庭で
  
  • これだけ、擦れていると、なかなか分かりません。

〇2020.05.22 家で
  
  • 前翅長 11mmほど




2025年6月7日土曜日

ウラナミアカシジミ 裏波赤小灰蝶

Japonica saepestriata (Hewitson, [1865])


Lycaenidae シジミチョウ科
Lycaeninae シジミチョウ亜科
Theclini ミドリシジミ族
○2025/06/07 里山

○2018.05.21 つくば市の公園

  • クヌギで産卵

〇2013.07.06 茨城南部の里山で
  • 久しぶりです。


クロマドボタル 黒窓蛍

Lychnuris fumosa (Gorham, 1883)

244150580400
Lampyridae ホタル科
Lampyrinae  マドボタル亜科
○2025/06/07 ♂(里山)
  • メスは、翅が退化しており、黄色っぽい色をしているそうです。

○2014.07.20 里山で(幼虫)

  • 夜の観察会で光っていたものです。

○2014.06.21 ♂ 里山で
  • オバボタルとともにたくさん見られました。
  • 10㎜程度

【掲載している類似種】
 オオオバボタル
 オバボタル