2025年6月30日月曜日

コクワガタ 小鍬形

Macrodorcas  rectus rectus (Motschulsky, 1857)

Lucanidae クワガタムシ科
Lucaninae クワガタムシ亜科
○2025/07/02 ♀ 家の中にいてびっくり
  • 全長27mm
  • 顎が細く、前脚は曲がらず、翅はざらつく。
参考
観音崎自然博物館どたばた学芸日誌 II「ヒラタクワガタとコクワガタの♀」

○2016.08.07 灯火で(♀)

 
 

クルマバッタモドキ 擬車蝗虫

Oedaleus infernalis Saussure, 1884

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Acrididae バッタ科
○2025/06/30 褐色型・終齢幼虫(庭で)

○2014.07.15 庭で




アカスジチュウレンジ 赤条鐫花娘子(蜂)

 Arge nigronodosa (Motschulsky, 1860)

ハチ目(膜翅目)ミフシハバチ科

○2025/06/30 庭
  • 20mm程度。終齢と思われる。

○2025/06/29 庭
  • 20mm程度

○2025/06/27
  • 15mm程度

○2025/06/24
  • 6mm程度

チュウレンジハバチと幼虫の時代から分かりにくい。以下を参考にした。
地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 林業試験場
アカスジチュウレンジ
「体長最大20mm。胸腹部は黄緑色、尾端は暗い、終齢になるとたいてい黒小斑が現れる。亜終齢まで頭部・胸脚は暗いが、終齢では頭部は黄褐色、胸脚は黄緑色で基部に暗色の斑紋がある。チュウレンジバチの幼虫は若いときから胸腹部に黒小斑があり、頭部は終齢でもたいてい黒褐色。ニホンチュウレンジは背面中央に1対の白線がある。」だそうです。




ナガゴマフカミキリ 長胡麻斑天牛

Mesosa longipennis
カミキリムシ科フトカミキリ亜科

2025/06/30 庭で
  • たまには、顔見せ
2025/06/30 庭で
  • ガラス窓に飛んできたので、ちょっとお付き合いしてもらいました。
  • 20mm程度

○2012.06.20 家の庭

  • 見にくいので、上下を逆さまにしています。
  • 枯れかけのマロニエは人気が高いようです。


【参考】 北海道生物図鑑



2025年6月29日日曜日

クロシタアオイラガ 黒下青刺蛾

Parasa sinica (Moore, 1877)

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Limacodidae イラガ科
○2025/06/29

○2025/06/27 庭で
  • コヤブデマリで
○2015/06/12 庭で
  
  • アオイラガ、ヒロヘリアオイラガと似ているが、前翅外縁の黒い模様が頭側に飛び出しているのが区別点

○2014/07/04 庭で


  • 庭のボケ(木瓜)で。18mm。
  • 顔は隠して、見せてくれませんでした。
  • ボケでは、昨日は、モンクロギンシャチホコの幼虫。今日は、クロシタアオイラガの幼虫とウメエダシャクの蛹が見つかりました。



【参考】 みんなで作る日本産蛾類図鑑

  • イラガ科(Limacodidae) イラガ亜科(Limacodinae)
  • 46-0025



ルリタテハ 瑠璃立羽

Kaniska canace nojaponicum (von Siebold, 1824)

Nymphalidae タテハチョウ科
Nymphalinae タテハチョウ亜科
Nymphalini タテハチョウ族
2025/06/29

○2019.09.02 家で 卵、幼虫

  • ホトトギスの葉表に1mm程度の卵が産み付けられていました。

  • 近くの葉裏で、5mmほど


○2014.03.22 近所で
  
  • 色が鮮やかな気がします。

○2012.06.20 家の庭(成虫)
  
  • 台風の中、羽化したのでしょうか、まとわりついてきました。

○2012.06.19 家の庭(蛹)
 
  • ホトトギスの葉先で

○2012.05.29 家の庭(幼虫)
  • ホトトギスで
  • 3齢程度か

○2010.10.20 家の庭(羽化)


 

○2010.10.05 家の庭(終齢幼虫と前蛹)
  

nojaponicum=日本本土亜種


ヒメウラナミジャノメ 姫裏波蛇目

Ypthima argus Butler, 1866


タテハチョウ科
ジャノメチョウ亜科
○2025/06/29 中齢幼虫・庭で


○2015.05.02 里山で(♀)


  • 前翅・表の眼状紋のまわりが地色より淡色になっているので、♀となるようです。
  • 後翅・表の眼状紋の個数(2~6)は変異があるようです。
【参考】フィールドガイド 日本のチョウ P270


○2012.05.19 里山で
  • ハルジオンで吸蜜

【参考】

和名の由来

2025年6月28日土曜日

ナミヒメクモバチ 並姫蜘蛛蜂

Auplopus carbonarius

クモバチ科 Pompilidae
○2025/06/26 庭で
  • 顔の両側に白斑がある。
  • 後の4本の脚は、切って運んでいるようです。

〇2020/07/09 庭で
  • 蜘蛛の脚を切って運んでいました。

〇2020/05/27 庭で
  
  • セイタカアワダチソウの葉裏で巣を作っていました。
  • この巣は、その後、崩壊していました。



ベッコウヒラタシデムシ 鼈甲扁埋葬虫

Necrophila brunnicollis (Kraatz, 1877)

コウチュウ目(鞘翅目)シデムシ科
○2025/06/28 里山 死骸



チュウガタコガネグモ

チュウガタコガネグモ 中型黄金蜘蛛
Argiope boesenbergi


クモ目 Araneae
コガネグモ科 Araneidae
○2025/06/28 里山

○2012.06.23 茨城南部の里山で(♀)


  • 体長15-18mm。コガネグモよりやや小ぶりで、コガタコガネグモよりやや大きい。
  • 腹部の黄色の横条の一部が切れていることから区別できます。
  • 本種は、里山から山地に生息しているそうですが、初見です。


【参考】 日本のクモ P213

【掲載している近似種」 コガネグモ コガタコガネグモ
  • ムシバミコガネグモの分布は、本州の南部(静岡より南の海岸より)、四国、九州なので、茨城南部では見られそうにありません。



アゲハ(ナミアゲハ 並揚翅)

Papilio xuthus Linnaeus, 1767

アゲハチョウ科 Papilionidae
アゲハチョウ亜科 Papilioninae
○2025/06/28 里山(中齢、カラタチ)

◯2019.06.08 里山(初齢幼虫)


〇2017.06.24 里山(若齢幼虫)

〇2017.06.23 里山(卵)


○2014.05.31 里山で

  • 吸水しているということは、♂なのでしょうか?
〇2013.07.07 茨城南部の里山で
  • ユズの葉で
  • 5齢幼虫でしょうか
○2005.07.03 家の庭
  • 普通種だからでしょうか、意外と写真には撮っていません。


ホタルガ 蛍蛾

Pidorus atratus Butler, 1877


マダラガ科(Zygaenidae) 
ホタルガ亜科(Chalcosiinae)
○2025/06/28 里山 ♀
  • 「触角は雌雄共に両櫛歯状だが、♀の枝は短い」とのこと

〇2019.09.21 里山 ♂


○2013.06.26 茨城南部の里山で(♂)
  • 前翅の外縁よりに白い帯があり、後縁まで続きます。
  • 触角の形状から♂のようです。

【類似種】 シロシタホタルガ
 ホタルガと比べて、前翅の中央寄りに白い帯があり、最後で途切れています。シロシタとなっているのは、後翅にも白い帯模様があることからでしょうか。