yamasanae
色々な虫たちを楽しみながら、アップしています。それなりに調べていますが、専門家ではありませんので間違いも多いと思います。確認のほどお願いします。
2020年7月11日土曜日
クリベニトゲアシガ 栗紅刺脚蛾
Atkinsonia beijingana
ニセマイコガ科(Stathmopodidae)
〇2020/07/11 里山
ニセマイコガ科 Atkinsonia sp. だったものが、クリベニトゲアシガと和名がつけられたようです。
前翅の後縁の黒色部分が少ないのが特徴のようです。
類似種
セグロベニトゲアシガ
モンキゴミムシダマシ
Diaperis lewisi
Bates, 1873
Tenebrionidae ゴミムシダマシ科
Diaperinae キノコゴミムシダマシ亜科
〇2020/07/11 里山
桜の木のキノコに集まっていました。
たかっている白い虫は、コナダニの類でしょうか。
キタキチョウ 北黄蝶
Eurema mandarina
(de l'Orza, 1869)
Pieridae シロチョウ科
Coliadinae モンキチョウ亜科
Gonepterygini ヤマキチョウ族
Eurema キチョウ属
〇2020/07/11 里山
○2014.09.06 里山(茨城南部) 幼虫、蛹
ネムノキで
○2006.06.22 涸沼(茨城県)で
これまでのキチョウは、2005年にミナミキチョウ(キチョウ)とキタキチョウに分けられました。
ミナミキチョウ(キチョウ)は南西諸島に分布しているようですので、本土では、すべてキタキチョウということになります。
沖縄などでは、キチョウ、キタキチョウ、タイワンキチョウもいてややこしいことになっているようです。
ドクターT9323さんのTry! Nature Watching!「沖縄のキチョウは難しい」
によると、ミナミキチョウとキタキチョウの相違は以下のとおりだそうです。
1)キチョウの縁毛は黒と黄色が混ざるのに対して、キタキチョウでは黄色のみ、2)外縁の黒色部の発達がキタキチョウよりよく、特に低温期型ではキタキチョウがほとんどなくなるのに対してキチョウでは黒縁として残る、3)裏面前翅にある赤褐色紋は一般的にキチョウの方が発達する。
ミナミキチョウ
ヤスジマルバヒメシャク 八条丸翅姫尺蠖
Scopula floslactata
シャクガ科
ヒメシャク亜科
〇2020/07/11 里山
コチャバネセセリ 小茶翅挵(蝶)
Thoressa varia
(Murray, 1875)
Hesperiidae セセリチョウ科
Hesperiinae セセリチョウ亜科
〇2020/07/11 里山
性標が見当たらないので、♀のようです。
夏型なのでしょうね。
○2014.07.08 高崎の森
翅形が広いか?♀かも。
○2012.07.17 白馬五竜(高山植物園)で
イブキジャコウで吸蜜
2020年7月10日金曜日
オオフタオビドロバチ 大二帯泥蜂
オオフタオビドロバチ本土亜種
Anterhynchium flavomarginatum micado
(Kirsch, 1873)
262130600000
Eumenidae ドロバチ科
〇2020/07/10 庭で
○2014.08.23 茨城南部の里山で
桜の木をカジカジ
巣材を集めているのでしょうか?
実は、この木のそばに巣を作るように竹の筒をいくつか下げてあります。
9月の初めの観察会が楽しみです。
ヤガタアリグモ 矢形蟻蜘蛛
Myrmarachne elongata
Szombathy 1915
ハエトリグモ科 Salticidae
〇2020/07/10 庭で ♀
2004年に日本初記録として発表されているそうです。このため、掲載されていない図鑑もありました。
結構、レアのようです。
参考
ハエトリひろば
クロオオアリ ♂ 黒大蟻
Camponotus japonicus
Mayr, 1866
ハチ目(膜翅目) Hymenoptera
アリ科 Formicidae
ヤマアリ亜科 Formicinae
○2020.07.10 ♀(庭で)
○2015.05.08 家で(♂)
結婚旅行の時期なのですね。クロオオアリは5~6月頃ハアリとなるそうです。
10㎜程度
アリとハチの違いは、胸と腹の間にある腹柄節があるかどうかですが、そのほか、触角の先端がまっすぐかどうかでも見分けられるそうです。
でも、捕まえないと、なかなか観察できないですよね。
【参考】
日本産アリ類画像データベース
羽アリ発生時期一覧
関東白蟻防除㈱
チャバネアオカメムシ 茶翅青亀虫
Plautia crossota stali
Scott, 1874
Pentatomidae カメムシ科
Pentatominae カメムシ亜科
〇2020/07/10 庭で 5齢幼虫
〇2015.09.14 里山で(5齢幼虫)
○2012.05.25 庭で(成虫)
ハギの類の葉を吸っているように見えました。
体長10-12㎜程度 光沢のある緑色をして、前翅が紫がかった褐色をしたカメムシ
近似種のヒメチャバネアオカメムシ(7.5ー9.5㎜)とは大きさと、前胸背側縁の稜が黒くなっているかで区分するそうです。
【参考】
日本原色カメムシ図鑑 図版112 解説P229
○2011.06.24 庭で(孵化)
○2011.06.22 庭で(卵を発見)
横から見た卵
○2010.12.02 庭で(越冬型)
枯葉の中で越冬中の個体をみつけました。
2020年7月9日木曜日
アカウスグロノメイガ 赤薄黒野螟蛾
Bradina angustalis
ツトガ科(Crambidae)
ノメイガ亜科(Pyraustinae)
〇2020/07/09 家で
ウスグロノメイガは5種に分かれたそうで、外見で見分けるのは難しいそうです。
後翅が波を打って皺のように見えるので、アカウスグロノメイガとしました。
♂は後翅の後縁が袋になってプクッと膨らむそうなので、見分けがつくようですが、これは、♀のようです。
【参考】
北茨城周辺の生き物
富山県産蛾類博物館
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