2013年5月9日木曜日

ヒメシルビアシジミ 姫シルビア小灰(蝶)


Zizina otis riukuensis (Matsumura, 1929) 

Lycaenidae シジミチョウ科
Lycaeninae シジミチョウ亜科
Polyommatini ヒメシジミ族
○2013.05.09 奄美で

  • 和名のシルビアというのは、1922年に、和名の命名者である中原和郎氏が夭折された長女Sylviaさんの名を付けて発表したものだそうです。
  • シルビアシジミの琉球亜種とされていたものが、近年のDNAによる研究により、別種とされました。少し古い資料では、ヒメシルビアシジミは載っていません。
  • 写りこんでいるのは、食草のヤハズソウでしょうか。奄美では、コメツブウマゴヤシなども良く見かけました。
  • 渡瀬線の南で、もちろん初見。


【参考】 渡瀬線

  •  トカラ構造海峡とも呼ばれる、トカラ列島南部の悪石島と小宝島の間に引かれた生物の分布の境界線(大きくは、屋久島と奄美大島の間)。
  •  熱帯性のものと温帯性のものとの分布がこの境界線で区分されるのだそうです。


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